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フォトグラフィー
2014/12/31

特選写真十一選 2014年12月

写真は挑戦する価値あるものです。今月は2014年最後の月、自分の撮影スキルは少しは上がったと思います。以前は思ってもみなかったことがあるのですが、それは、写真を撮れば撮るほど、課題がどんどんと見つかっていくということ。1年間集中して写真を撮りましたが、いっこうに写真の旅が終わりそうにありません。むしろ、ゴールがどんどん遠くなっていくようです。

これからは、撮影スキルの上達スピードを速くしていきたいと思っています。実際、2015年は写真以外に新しいことを始めるので、写真に使える時間は間違いなく減ります。でも、今なら撮影スキルを効率的に上達させる方法、つまり、時間をあまりかけずに上達させる方法が分かっています。今、特定のテーマに沿ったオンラインの写真展、そんな場所を開き始めています。どうやったらオンラインで写真を楽しんでもらえるか、それを考えることは大きな挑戦だと思います。そのプロセスから、たくさんのことが学べるに違いありません。もう一つ始めようとしているのは、写真の撮り方を明文化することです。その中で、アプローチ方法を徹底的に考え、PDCAサイクルを回せると思っています。写真を見て、より多くの人に感動してもらえるようにしたいですね。

それでは、2014年12月の写真を11枚ピックアップしたので、振り返ってみましょう!

 

1. 波打つ雪

Snowy Ground of Lake Toyanogata in Niigata

新潟市の自然 鳥屋野潟を徒歩でぐるっと一周!

雪と朝焼けが組み合わさって、この魔法みたいな景色ができました。雪国で朝早く起きたときは、晴れているかどうか、確かめてみてください。もし晴れていれば、陽射しが淡いオレンジと青のコントラストを創り出すような、波打つ雪が見つかるかもしれません。

 

2. 思わずびっくり、冬にオレンジの草

Orange Grass along Tama River

思わずびっくりな色 夕暮れ時の多摩川の野草

多摩川の冬にこんな鮮やかなオレンジ色が見つかって、とてもビックリです。川辺の色はむしろ灰色や茶色。コントラストのせいで、この野草の群れが目立って見えていたんです。この出会いがきっかけで、多摩川の色を月ごとにまとめてみたくなりました。

 

3. 藤の光

Wisteria-like Illuminations of Jewelry of Shonan at Enoshima Island

関東三大イルミネーション、江ノ島『湘南の宝石』を見に行きました!

この長いトンネル、藤の花を彷彿とさせていて、庭園にやってきた人たちの視界を圧倒していました。藤のトンネルは、見たいと思っているけれどもまだ見たことが無い、綺麗な場所の一つです。夜の江ノ島で思いもよらず発見して、本物の藤のトンネルを見たいという思いが強くなったんです。とても幸せなことですね。

 

4. 急な階段

Stairs of Moriyoshi Shinno Grave

紅葉レポ2014 今年最後の紅葉を見に、鎌倉へ

この写真を選んだのは、階段の急さ加減と、階段の恐怖感が感じられたからです。とても急なので、上るときは疲れるし、下りるときは怖い。ぜひ、実際に来て、ご自身で感じてみてください。

 

5. 青の世界

Magical Colors of Illuminations at Terrace Mall Shonan

素敵なイルミネーションを見に行こう!テラスモール湘南はフォトグラファー必見の撮影場所!

光量がかなり多く、広く地面に敷き詰められている、そんな点で、ここは関東有数の青のイルミネーションだと思います。青のイルミネーションを撮るのでしたら、この場所はぜひ、オススメしたいところです。

 

6. 最高に可愛いお地蔵さん

Lovely Guardian Deities of Children at Hasedera Temple

紅葉レポ2014 今年最後の紅葉を見に、鎌倉へ

間違いなく、最高に可愛いお地蔵さんです!色々なお寺に行って、たくさん仏像を見ていますが、今のところここが一番可愛いと思っています。なぜなら、かなり小さくて、ひっそりと立っていて、そしてみんなに最高の笑顔を振りまいているからです。鎌倉に来る機会があったら、是非見に行ってください。

 

7. 魔法の色

Starry Street of Shinjuku

煌めく光と魔法の色味、新宿南のイルミネーションがすごかった!

ぜひカップルで来てください。無数の黄色の光に満ちていて、彩り豊かな大きな球体が飾り付けられています。このイルミネーションは新宿の南にあるので、この豪華な雰囲気を楽しもうと、たくさんのカップルでいっぱいです。もちろん、子供はほとんどいません。大人向けの場所です。

 

8. 円窓から見た日本

Window of Meigetsuin Temple

紅葉レポ2014 遅ればせながら、鎌倉にも紅葉がやってきました!

丸い窓が庭園の一部分だけを見させてくれるんです。向こう側には行けないです。窓は視界をあえて遮ることで、「向こう側はどんなに綺麗なんだろう?」と想像するきっかけをくれるのです。日本の美の一つの形を見つけたような気がしました。

 

9. 最後の紅葉

Orange Maple Leaves of Genjiyama Park

紅葉レポ2014 遅ればせながら、鎌倉にも紅葉がやってきました!

移動しながらズーム調整するアプローチの好例です。レンズのズームを調整しながら、左右に動いて、前後に動いて、上下に動く。そうすることで、ほとんどの葉っぱが比較的くっきり写り、背景がぼやける。そして、一番強調したい左下の葉っぱが、茶色の背景の上で一番くっきり写る。このアプローチ、来年もっと磨き上げたいですね。

 

10. 清々しい瞬間

Hossawa-no-taki Waterfall

紅葉レポ2014 都内唯一の日本の滝百選、払沢の滝を見てきました

東京には何十もの滝があるんです。知っていましたか?この払沢の滝は、最寄りのバス停から徒歩15分、間違いなく一番アクセスしやすい滝なんです。全長26mのこの滝を見ていると、水の落ちる音、ひんやりとした空気が感じられて、とても清々しい瞬間を過ごせます。この滝、冬に美しく氷結することでも有名です。

 

11. ふわふわ綿毛

Foxtail along Tama River

思わずびっくりな色 夕暮れ時の多摩川の野草

ススキは私の好きな被写体なんですが、ネコジャラシのふわふわの綿毛は、ススキのそれと共通するものがありますね。太陽の温かい雰囲気を伝えてくれるだけでなく、太陽の優しいところも伝えてくれる意味で、この雰囲気が大好きです。太陽は、みんなを優しく見守ってくれているんです。

 

2014年12月の写真を最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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ブログ著者について
那須野 拓実(なすの たくみ)。たなぐら応援大使(福島県棚倉町)。トリプレッソを勝手に応援していた人。元語学屋。時々写真垢とか手芸垢。山とか滝とか紅葉とかが好き。本業はナレッジマネジメントとかデータ分析とかの何でも屋。コロナワクチン接種済み。