今はネット上に情報があふれているし、色々な町村が魅力を発信してくれているので、町のポジティブなところなんて調べようと思えば調べられるわけですよ。たなぐら大家族のウェブ拠点を作ったら、もちろん町の魅力を積極的に発信していきたいと思っています。
ただ、やっぱり移住するかどうかって、ポジティブなところだけでは決められないですよね。むしろ、ポジティブなところをもとに移住先候補をリストアップして、そこからネガティブなところを考慮して選択肢を削っていくような、そんなやり方になる気がしています。
ポジティブなところは、景色がいいとか、食べ物がおいしいとか、人がいいとか、面白い人が活動しているとか、ウェブでも表現しやすいんですが、ネガティブなところは・・・立場上も、難しくなりがちですよね。人によって気になるところは変わってきやすいところですし。
だからこそ、たなぐら大家族のゲストハウスプロジェクトがあると思っています。十人十色に感じられる町のネガティブなところを、実際に町に遊びにきてリアルに感じてもらえることは、移住検討の一歩手前、町理解の大きな助力になると思っています。
第4章で語りますが、ゲストハウスは移住支援を前面に出すべきではないと思っています。いいところも、悪いところも、オープンに理解してもらえるような仕組みづくりが必要だと考えています。
この企画、東京に住みながらチャレンジできちゃいます。たなぐら大家族ゲストハウスプロジェクト、一緒にやりたい人、お待ちしていますよ!