純粋想起って、地域おこしにとって非常に大切なことだと思うんですよね。
なんて言ったって日本には町村が745個、村が183個もあるんですから、普通にしていているだけだと有象無象の町村群に紛れるだけです。紛れていると、せっかく田舎に移住しようと思っている人がいても、移住先候補にすんなり挙がることは少ないです。その町村自体、知らないんですから。
全国の移住相談所で頑張ればいいじゃないか、となりがちですが、相談所は魅力あふれる町村がしのぎを削る完全競争市場なわけで、人気のある自治体が勝っていく場所でもあります。そこに「移住支援、始めました」みたいな簡単なノリで入っていくと、厳しい現実にさらされると思います。
圧倒的な魅力は持ち合わせていないからこそ、戦う場所は選ばないといけないです。市場原理の働く競争市場ではなく、個別市場で攻めていかないといけない。そのために、みんなに名指しで話題にしてもらえるようになるのが非常に大切なんです。名前の分からない、どうでもいい田舎のイチ自治体から、愛着の持ってもらえる自治体への一歩です。
手段はとてもシンプルで、自分のまわりで草の根的に宣伝し続けること。最近はFacebookでもTwitterでもInstagramでも、オンラインサービスが充実しているので、本当に個人が草の根的にPRできちゃいます。町のイベントをシェアしたり、町の特産品をアップしたり、たまに訪問したときに旅行写真をアップしたり・・・。まさに今自分がやっていることですが、自分の周りでは棚倉町を知ってくれている人が急激に増えています。
これってすごいですよね。10人ぐらい同じことをしてくれたら、かなり知名度上がると思うんですよね。東京から出来る地域おこしですよ!
ちなみに、今月末には正式に「たなぐら応援大使」に着任する予定です。初回着任組は私以外、おじいちゃん、おばあちゃんみたいなんですが、意識さえあれば誰でもチャレンジできるので、ぜひ一緒にやりましょう!ぜひ若者で盛り上げていきましょう!わいわいやれて、きっと楽しいですよ!