月刊特選写真を続けた方がいいのか、続けるならどうやって続けるのか。悩みに悩んで、気が付いたら3ヶ月が経っていました。そして最後の結論として、ほとんど同じ形で続けることにしました。
一番の理由は、この3ヶ月の間、過去の写真を振り返る機会を失っていたことですね。やっぱり自分の日々を振り返る習慣は必要でした。
少しだけ変えたのがサマリーです。タイトルに数文字からなるサマリーをつけることにしました。こうすれば、一ヶ月の間に何をしたのか、しっかり考えるきっかけになると思います。今月のサマリーは、「雪と水のハーモニー」。それでは、2015年1月の特選写真11選をお楽しみください!
1月はずばり、雪の月です。ひとたび外に出て白の世界に目をやれば、冷たい空気に耐えなければなりません。そしてそれは動物も同じ。動物は隠れて人前に顔を出さなくなってしまいます。でも、ここの白鳥は例外です。雪の地面を踏みしめて、雪のある1月のシンボルと言える存在になっていました。
兵庫島公園は多摩川八景に選ばれた名勝の地。この景色を見たら納得です。夕焼けのオレンジ色が、水面全体に広がっています。濃淡がただただ素晴らしく、私たちを日本の原風景にいざなってくれます。
これは記念すべき雪山初チャレンジ。そしてフォトグラファー人生で最大のトラブルと奇跡が起きた日でもあります。最大のトラブルは、滝壺にカメラを落としてしまったこと。そして奇跡は、そのカメラが水のダメージから復活したこと。神様に感謝です!
夜景を楽しむと言えば、横浜は随一のスポットだと信じています。汽車道は観覧車と高層ビルが拝める場所なんですが、今夜は屋形船が暖かい赤色を加えてくれました。ロマンチックな夜のお散歩でしたね。
城ケ島は、自分の好きな夕焼けスポットです。でも悲しいことに、天気が不安定で夕日がはっきり見えない日が多いんですよね。この日もそうでした。でも夕焼け時間の最後の最後に、太陽が窓から顔を出してくれました。とってもラッキーです!
現状打破するために、波はがむしゃらに努力しているよう。そしてそれは、永遠に続きます。これって、人生みたいですね。
ここからだと富士山が障害物なしで見えるので、江ノ島はやっぱり大好きですね。東京の自分の町や、横浜、はたまた城ケ島から富士山を見ることはありますが、どこから見ても、山や建物に半分隠れているんです。でも、江ノ島と富士山の間は高い山がないようで。本当に素敵な場所です。
東京にこんな雪のある大自然があるなんて、信じられませんでした。青空が、白い枝をより白く見させてくれていました。
白色、灰色、淡い青色の三色の組み合わせが、シンプルで強烈に存在感を見せつけてくれています。こんな景色、東京では見られません。これが新潟の形作る冬の景色です。
広大で力強い自然の広がる城ケ島は、自分のお気に入りの撮影スポットです。荒波が創りだしたゴツゴツした岩、変わった形ですよね。こういった景色を楽しむことができる場所なんです。
今日紅葉を見つけて、本当に奇跡だと思いました。なんて言ったって、1月の真っ只中なうえに、12月20日の鎌倉のお散歩が今シーズン最後の紅葉だと個人的に思っていたのですから。お寺の紅葉は、本当に長くの間楽しめるようですね。
おっと、ところで気が付いたことがありました。11枚の写真の中で、雪も水も写っていないのはこの1枚だけでした。これって、今月の総持寺がすごかった、そういうことだと思います。
2015年1月の写真を最後まで見ていただき、ありがとうございました!