東京の凍った滝を見に、また奥多摩にやってきました。去年の秋に来て以来、2ヶ月ぶりですね。
こんなわくわくする旅ができるなんて、奇跡だと思います。1月の初めに今日来ようと決めていたのですが、昨日の段階で東京で大雪が降ったわけで、もちろん奥多摩だけではなくて、東京都心も大雪なわけです。そしてびっくり。天気が今日になったら快晴に早変わり、こうして白い雪と青い空のコンビネーションができあがったわけです。最高ですね。
杉の木が空に向かって高くそびえたち、秋や夏とはまったく違う趣になっています。
これ、一番驚きました。山間から流れるダイヤモンドダストです。風が吹いて、雪のかけら一つ一つが空を舞う。強い陽射しが当たって、一つ一つが輝いていました。
目の前の空気に目を凝らせば、間近でダイヤモンドダストが舞っているのが見えます。これが東京だなんて・・・信じられませんね。
青空と白い枝、コントラストが本当に綺麗です。
さあ、入口に到着です。百尋ノ滝に向かう山道は、ここからがスタート。軽アイゼンを靴にとりつけて、歩き始めました。
雪の山道を歩いていきます。場所によっては雪の下が凍っていて、なかなか滑りやすくなっていますね。
この雰囲気、心と魂が洗われるような感じですね。でも、寒くて体にはダメージが(笑)
入口から1時間ほど歩くと、百尋ノ滝に到着。今日の目標達成です。2ヶ月経って百尋ノ滝がどう変わったか、ぜひ見比べてみてください。同じものを違う季節に見るのは、とても興味が尽きないですね。
さてさて、カメラを持ちながら歩くのはちょっと危険だったので、途中では写真を撮ってないのでした。
縦長でも撮ってみました。滝壺は雪と氷で覆われていて、その姿はまさに冬のものでした。
ところで、実はフォトグラファー生活最大のトラブルが発生したんです。このあと川苔山の頂上まで登ったんですが、この写真はスマホで撮りました。なんて言ったって、カメラを滝壺に落としちゃったんですから(!)
またまた奇跡と呼びたいのがこのことで、家に帰って頑張ったら、なんと正常に動きました!もし動かなかったら、一眼レフを買うのにまた大金を払わなければいけない、なんて状態になっていたわけで、この奇跡には感謝感激です。ということで、どうやって修理したかは、また別の記事にまとめますね。