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2024/11/10

ConoHa VPSで作ったWordPressサイトを完全削除した手順メモ

こんにちは。那須野拓実です。

今日は、とある事情でConoHa VPSで作ったWordPressサイトを完全削除してみたので、その手順を備忘録として残しておこうと思います。

前提条件

作業する環境は以下のとおりです。

普段はWindows11でPowerShellを使うことが多いですが、今回はAndroidでTermuxのアプリを使ってスマホから作業します。

  • サーバー:ConoHa VPS
  • サーバーOS:Rocky Linux 9.4(※CentOSと同系列)
  • Webサーバー:Apache(certbotインストール済)
  • OS:Android 14
  • SSHクライアント:Termux

なお、サイトはバーチャルホストを使って/var/www/html/{YOUR_DOMAIN}ディレクトリに作成し、Let's EncriptのSSL証明書発行をcertbotで自動更新設定しているものとします。

 

作業手順

やるべきことは、データベースの削除、SSL証明書の自動更新設定の削除、バーチャルホスト設定の削除、ディレクトリの削除、サービスプロパティなどの削除です。

1.データベースの削除

wp-config.phpを確認してデータベース名と接続ユーザー名を確認し、MySQL(MariaDB)にログインして以下のコードを実行します。

2.SSL証明書の自動更新設定の削除

念のためbefore/afterを確認しながら削除します。

3.バーチャルホスト設定の削除

バーチャルホストも、念のため状況を確認しながら削除します。

4.ディレクトリの削除

最後に各種ファイル群をまとめて削除。

5.サービスプロパティなどの削除

立つ鳥跡を濁さず。GA4やGoogle Search Consoleなどを埋め込んいてプロパティがある場合、不要と判断したら削除しておきましょう。

もしドメインも不要という場合は、ドメインの自動更新を無効にしておきましょう。

これで完了です!

まとめ

こうやって並べてみると、SSL証明書やプロパティあたりなどは漏れやすそうだなと感じました。漏れたところで何か不具合があるかと言われるとそうでもないのですが、綺麗に消しておくにはこういったプロセスが必要なのだなと、自分の備忘録としても残しておきたいと思います。

この投稿が誰かの役に立てれば幸いです。

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ブログ著者について
那須野 拓実(なすの たくみ)。たなぐら応援大使(福島県棚倉町)。トリプレッソを勝手に応援していた人。元語学屋。時々写真垢とか手芸垢。山とか滝とか紅葉とかが好き。本業はナレッジマネジメントとかデータ分析とかの何でも屋。コロナワクチン接種済み。