こんにちは。那須野拓実です。
今日は、とある事情でConoHa VPSで作ったWordPressサイトを完全削除してみたので、その手順を備忘録として残しておこうと思います。
作業する環境は以下のとおりです。
普段はWindows11でPowerShellを使うことが多いですが、今回はAndroidでTermuxのアプリを使ってスマホから作業します。
なお、サイトはバーチャルホストを使って/var/www/html/{YOUR_DOMAIN}ディレクトリに作成し、Let's EncriptのSSL証明書発行をcertbotで自動更新設定しているものとします。
やるべきことは、データベースの削除、SSL証明書の自動更新設定の削除、バーチャルホスト設定の削除、ディレクトリの削除、サービスプロパティなどの削除です。
wp-config.phpを確認してデータベース名と接続ユーザー名を確認し、MySQL(MariaDB)にログインして以下のコードを実行します。
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DROP DATABASE データベース名; DROP USER '接続ユーザー名'@'localhost'; FLUSH PRIVILEGES; |
念のためbefore/afterを確認しながら削除します。
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sudo ls /etc/letsencrypt/renewal/ sudo certbot delete --cert-name {YOUR_DOMAIN} sudo ls /etc/letsencrypt/renewal/ |
バーチャルホストも、念のため状況を確認しながら削除します。
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ls /etc/httpd/conf.d/ sudo rm /etc/httpd/conf.d/{YOUR_DOMAIN}.conf <span style="font-size: 12.8px;">ls /etc/httpd/conf.d/ service httpd configtest sudo systemctl restart httpd</span> |
最後に各種ファイル群をまとめて削除。
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sudo rm -rf /var/www/html/{YOUR_DOMAIN} |
立つ鳥跡を濁さず。GA4やGoogle Search Consoleなどを埋め込んいてプロパティがある場合、不要と判断したら削除しておきましょう。
もしドメインも不要という場合は、ドメインの自動更新を無効にしておきましょう。
これで完了です!
こうやって並べてみると、SSL証明書やプロパティあたりなどは漏れやすそうだなと感じました。漏れたところで何か不具合があるかと言われるとそうでもないのですが、綺麗に消しておくにはこういったプロセスが必要なのだなと、自分の備忘録としても残しておきたいと思います。
この投稿が誰かの役に立てれば幸いです。