こんにちは。那須野です。
生成AIがかなり進化してきて、簡単なWebアプリならAI任せで作れるようになりました。生成AIの環境によっては、作ったアプリがそのまま公開できてすぐにブラウザから利用できるようになるものも出てきました。
一方で、いろいろな理由で自分のサーバーに置いておきたいという場合、既存のサーバーに対してバーチャルホストを設定し、AIが作ったPHPなどのファイルを置くことで、すぐに使えるようにできます。
特に、ローカルストレージを使ったSPA(シングルページアプリケーション)であれば、作った1ファイルだけで動くので、かなり気楽に使うことができます。
今後、そういう形でサクッとアプリを作ってサクッと公開してサクッと自分で利用してみるというのが増えるかもしれないので、その手順を備忘録的に再整理しておきたいと思います。
ちなみに自分の場合、作業する環境は以下のとおりです。
この環境では、すでにバーチャルホストを設定して複数のサイトを運用しており、/var/www/html/{YOUR_DOMAIN}ディレクトリにてサイトコンテンツを管理して、Let's EncriptのSSL証明書発行をcertbotで自動更新設定しているものとします。
今回は、独自のドメインにてサブドメインを宛がう前提で書いてみます。以下の内容を行えば大丈夫でしょう。
それでは1つの手順を具体的に追っていきましょう。
生成AIにWebアプリの概要を伝えて、コードを書かせます。
サーバーにて新しいサイトのファイルを格納するディレクトリ「/var/www/html/{YOUR_DOMAIN}」を作成し、AIが作成したを格納します。もちろんコードを見て問題がないことは確認しないといけませんし、とりわけセキュリティにはしっかり気を付ける必要があります。
Googleなどのインデックスを避けたい場合は、robots.txtを書いておきましょう。
|
1 |
vim /var/www/html/{YOUR_DOMAIN}/robots.txt |
実際に書く内容は以下のようなものです。
|
1 2 |
User-agent: * Disallow: / |
自分の場合、お名前.comでドメイン管理しているので、管理画面の該当ドメインを開き、DNS設定→DNSレコード設定→レコード追加にて、AレコードをサーバーのIPアドレスに向ける形で設定します。
その後、コマンドプロンプトで「nslookup {YOUR_DOMAIN}」を実行してIPアドレスが表示されることを確認します。
サーバーにログインし、設定したサブドメインに対してSSL証明書を発行します。
|
1 2 |
sudo certbot certonly --apache -d {YOUR_DOMAIN} sudo certbot renew --dry-run |
サブドメインにアクセスしたら、新しいサイトディレクトリに向かうようバーチャルホストを追加設定し、不具合がないことを確認したうえでhttpdを再起動します。
|
1 2 3 |
vim /etc/httpd/conf.d/{YOUR_DOMAIN}.conf sudo apachectl configtest sudo systemctl restart httpd |
これで手順は完成です。
{YOUR_DOMAIN}にアクセスして、Webアプリが動くことを確認しましょう。
これだけの手順でサクッとできるので、とても簡単ですね。
