梅の花を撮影するときは、できるだけ小さいF値を採用するようにしています。なぜかと言うと、その方が背景がぼけてくれるからです。
代々木八幡宮にて梅の花を撮ったときに思ったことが一つ。そういえば、小さいF値のままで梅の花一つ一つに焦点を合わせる方法を明文化していなかったんですよね。ということで、書いてみることにしました。
一番重要かつ唯一の方法は、カメラからそれぞれの花までの距離を全て同じにすること。それだけです。大したことではないですね。距離が同じであれば、それぞれの花に同時に焦点を合わせられます。
これをするとき、自分の前に平行な透明の板を1枚思い浮かべることにしています。そのあと自分も移動しつつ、カメラの位置も動かして、板の上にそれぞれの花がちょうど乗るようにします。そうすれば、あとはシャッターボタンを押すだけ。
かなりシンプルですね。このテクニックは他のマクロ撮影にも使えますし、マクロ撮影以外にも使えます。今日は代々木八幡宮の梅の花のおかげで、とても大切だけど忘れがちな撮影テクを明文化できたのでよかったです。