按針祭花火大会の反省を活かして、地元鶴見の鶴見川花火大会でリベンジしてきました。
花火撮影は、とにもかくにも場所取りが最重要事項。ベストな構図を誰よりも早く確保しつつ、あとから来る人に前を取られないことが必須です。
そして、せっかくの地元の花火。ここが鶴見だと分かるモノを花火と一緒に入れたいと考えていました。候補は2つ。鶴見川橋と森永橋。両方とも立体的な作りになっており、高く打ち上がる花火と並んでも存在感が残ります。鶴見川橋はアーチ型。大昔に選定された鶴見八景の1つでもある場所です。一方の森永橋はつり橋で、小型ではありますが、なかなか空に対して見栄えのいい橋です。
どちらにしようか最後まで悩んだのですが、花火と並んでそびえ立つ感じが撮りたいと思い、森永橋にしました。日中早めに打ち上げ場所を確認し、焦点距離24mmでちょうど花火が入るであろうところ、かつ前に人が入ってこなさそうなところに陣取りました。
日中のイメージはこんな感じです。日中はいい天気でしたが、この週末は台風が3つ日本にやってきたこともあり、天気が不安定。このあとちょっと強めの雨に降られました。カメラ用のレインカバーは持ってきていなかったので、リュックサックのレインカバーを代用してかぶせることに。このあたりは臨機応変に対応しました。
花火大会が始まる直前にはなんとか雨はやみました。降っている間ずっと耐えながら待つのは結構しんどかったけれど、本番で降らなければ問題なし。結果オーライでした。ということで、撮れた写真の中でもよさげな5枚がこちら。
打ち上げ場所が1箇所の小さな花火大会の写真にしては、存在感を持たせられたのかなと思います。橋と花火を綺麗に中央に置けました。最後の写真なんか、たくさんの色を1枚に収められたので、特にお気に入りです。
鶴見川花火大会は、多摩川の花火大会(もっと規模が大きい)と日が被っていることもあり、地元の人が中心の花火大会です。ガチで撮影に来ている人も少ないようです。ゆったり眺められるので、近場の方はぜひ来てみてください。