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地域おこし
2016/09/26

実りの秋、棚倉町の9月の風景。それと駅前活性化。

たなぐら応援大使としても活動している那須野です。2ヶ月ぶりに棚倉町を訪問しました。

今回は、いくつかやりたいことありました。一つ目は、青空広がる田んぼが綺麗だった社川地区の秋の風景を撮ること。去年、10月に訪問したときに別の地区の田んぼは撮れたのですが、社川地区はまだでした。天気は快晴とのことなので、期待大です。

2つ目は、赤舘公園からの夜景です。季節の花を添えて赤舘公園から望む町の風景を撮ってきましたが、そういえば夜景を撮ったことは無かったんです。朝の3時ぐらいから晴れるそうなので、こちらも期待。

3つ目、最後はワークショップの参加です。駅前活性化のために、地域おこし協力隊を中心に駅前の空き家を活用しようということで、壁のペンキ塗りと掃除イベントが催されるのでした。

 

ちなみに今回の宿は、磐城棚倉駅の南東、関口地区にある愛宕荘旅館にお世話になりました。1泊朝食付きで5500円。お喋り好きな女将さんが印象的な宿でした。古き良き民宿という感じで、入口の巨大な金魚の水槽とインコ、あとちょっと豪華な応接間にビックリしました。

 

さて、肝心の風景写真はというと・・・

 

morning-mist-of-tanagura-town

夜景は・・・撮れませんでした。以前、棚倉と言えば朝霧、と記事に書いたことがありますが、今日も例に漏れず、未明からずっと霧が晴れませんでした。明るくなってきて、かろうじて町が見えたときの写真が上です。なんとまぁ、これも棚倉の1つの側面ですかね。。

 

代わりに、

 

morning-mist-at-akadate-park-of-tanagura-town

赤舘公園に朝霧が充満する不思議な景色が撮れました。この公園、朝と夜はほとんど人が居ないので、この様子を見たことがある人は少ないんだろうな、と勝手に思っております。

 

このあと一度、愛宕荘旅館に戻ってひと休みしたんですが、起きたら霧が晴れていました。さすが棚倉、朝だけの霧です。外に繰り出してみると、ここぞとばかりに稲刈りに励む農家の方々がちらほら見えました。ここのところずっと雨が降っており、そのせいでシルバーウィーク中も稲刈りが全然できない、とのことでした。

 

combine-harvester-of-tanagura-town

赤のコンバイン、遠目からも目立ちますね。

 

なんだかんだで秋と思って厚手のパーカーを来ていたら、とんでもないくらいに気温が上がってきました。直射日光もガンガン当たってきます。

 

暑い・・・

 

でも、その代わり、

 

paddy-fields-of-yashirogawa-district-of-tanagura-town

陽射しの当たる稲穂は、輝いて見えました。なんだか、ものすごく暖かさが伝わってきます。

 

dragonfly-at-the-paddy-fields-of-yashirogawa-district-of-tanagura-town

赤とんぼもいました。秋の風物詩ですね。

 

それで、肝心の社川地区はどうかというと、

 

paddy-fields-from-yashirogawa-district-of-tanagura-town-in-september

こんな感じに晴れ渡っておりました!

快晴、という感じではないですが、いい感じに薄い雲、厚い雲が合わさって、フォトジェニックな風景に出来上がっていました。ここで、夏真っ盛りの6月の風景を振り返ってみます。

 

Sky of Tanagura Town

こちらが6月。どっちも好きですね。笑

 

そして最後がワークショップ。

 

tanagura-workshop-1

棚倉町地域おこし協力隊の主催です。

 

tanagura-workshop-2

駅前にある、この緑の建物。一昔前まではカフェが入ったり駄菓子屋さんが入ったり、それなりに賑わっていたのですが、今では寂れた駅前の象徴に。。そんな建物をリノベーションして、駅前活性化を試みようというプロジェクト。

 

tanagura-workshop-3

中はこんな感じ。とにかくホコリがすごかったのと、壁はペンキがはがれており、お世辞にも綺麗とは言えない状況。これを・・・

 

tanagura-workshop-4

町の若者7名(自分込み)ほどで、ひたすら塗りました!本職の方に協力いただいたのと、人手が多かったので、無事、ペンキの二度塗りが完了。とは言いつつも、使えるようになるまでに、これから床やら天井やら、水回りやら、屋上やら、問題は山積みです。これから1個1個解決していくことになります。

町工房たなぐらが中心となった最初期の棚倉町の町おこしは、人口が減り、若者が減り、シャッターを下ろす店が増えていく中で、風前の灯にまでなっていました。そんな中、地域おこし協力隊の力で沸き起こる第二の地域おこしの波は、棚倉町をどんな風に変えていくのでしょうか。

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ブログ著者について
那須野 拓実(なすの たくみ)。たなぐら応援大使(福島県棚倉町)。トリプレッソを勝手に応援する人。ネイチャーフォト中心の多言語ブログを書いてます。本業はIT&マーケティング界隈でナレッジマネジメントとかデータ分析とかの何でも屋。半年間の育休明けで、家事育児と外働きのバランスを模索中。