Canon EOS 6D, Tamron SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (200mm, f/5, 1/800 sec, ISO-100)
私はてっきり、紅葉でいっぱいの深い森を期待していました。たしかに、深い森があるにはありました。でも一番驚いたのは、美しい箱根を彷彿させる景色でした。
今やってきているのはマキノ、滋賀県の北西にある小さな町です。京都から電車でだいたい1時間。朝早くに京都を出たので、日本最大の湖である琵琶湖の朝日が見られました。さっそく綺麗です。
昨日アウトドアショップで、一日でぐるっと回るには高島トレイルがベストだと店員さんが教えてくれました。地域の名前から名づけられたこのトレイルは、手つかずの自然、特に紅葉のブナ林でいっぱいの場所です。それなら行かないわけにはいきません。滋賀県を目的地に追加です。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/1.4, 1/250 sec, ISO-100)
高島トレイルのスタート地点は、マキノ高原にあります。高原に行く途中、なんと2km以上続くメタセコイアの並木があり、とにかく圧巻でした。この並木ですが、日本の街路樹百景に選定されており、秋の終わりには赤、冬には白に変わるとのことです。今は緑で生命力に満ち溢れる感じですね。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO-100)
1時間ほど歩くと、マキノ高原に着きました!
Canon EOS 6D, Sigma 12-24mm f/4.5-5.6 IIDG HSM (24mm, f/8, 1/200 sec, ISO-100)
この高原、大谷山への入口へとつながっています。なんて広くて心地よい場所なんでしょう!
Canon EOS 6D, Sigma 12-24mm f/4.5-5.6 IIDG HSM (24mm, f/8, 1/200 sec, ISO-100)
でも高原を登り始めるや否や、斜面の急さ加減にびっくりしました・・・スキーをする坂ですね。登り始める前に、覚悟が必要です。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/1.4, 1/800 sec, ISO-100)
急な坂を登りきった後、入口に到着。ススキの群生地のお出迎え。
Canon EOS 6D, Tamron SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (113mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO-100)
そしてこれを発見。ふわふわですね!
Canon EOS 6D, Tamron SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (162mm, f/4, 1/100 sec, ISO-100)
ここでススキの最高のショットを撮らなければ、と思いました。ススキの草原を歩き回り、これを撮影。この暖かい雰囲気、大好きですね。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO-100)
草原の上からの景色はこんな感じ。この景色を見ていると、ススキで有名な箱根の仙石原を思い出しました。
紅葉レポ2014 紅葉と一面に広がる白ススキを見に、箱根に行こう!
違いは人がいないこと。なんと私以外に誰もいませんでした。この綺麗な景色を、もっとたくさんの人に知ってもらいたいですね。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/1.4, 1/320 sec, ISO-100)
それでは登山道に入ります。見ての通り、もう紅葉が見られますね。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/8, 1/50 sec, ISO-100)
丸太の椅子で、少し休憩です。マキノの景色が見えて、ススキもあって、とてもいい場所ですね。
Canon EOS 6D, Tamron SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (117mm, f/11, 1/320 sec, ISO-100)
そして椅子からは琵琶湖が見えました。おお!本当に、海みたいですね。
Canon EOS 6D, Sigma 12-24mm f/4.5-5.6 IIDG HSM (16mm, f/5, 1/30 sec, ISO-200)
少し休憩した後、歩き始めました。歩いて、歩いて、歩きました。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/22, 1/4 sec, ISO-100)
そして大谷山に向かう途中にある、寒風の頂上に到着。
Canon EOS 6D, Tamron SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (129mm, f/4, 1/200 sec, ISO-200)
ここでもススキの群生を発見!
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/4, 1/80 sec, ISO-100)
それでは大谷山へ歩き始めます。こんな道を通った後、
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/8, 1/160 sec, ISO-100)
開けた空間が見えて、今日一番に驚きました。ここから見える植物全部がススキなんです!これはすごい。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/8, 1/100 sec, ISO-100)
登っていく途中、左側はこんな景色でした。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/8, 1/50 sec, ISO-100)
振り向くと、寒風の山の紅葉がはっきりと見えますね。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/1.4, 1/2000 sec, ISO-100)
とうとう、大谷山の頂上に着きました!
Canon EOS 6D, Sigma 12-24mm f/4.5-5.6 IIDG HSM (24mm, f/11, 1/60 sec, ISO-100)
頂上からの眺めは、ただただ雄大ですね。
Canon EOS 6D, Sigma 12-24mm f/4.5-5.6 IIDG HSM (24mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO-100)
京都の店員さんからの情報だと、大谷山の頂上から西に行った先にブナの森があるとのこと。西に少し歩くと、さっそく発見。でも悲しいことに、多くはすでに葉っぱが散っていました。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/4, 1/100 sec, ISO-100)
1週間か2週間か前が、ブナ林を見るのにベストなシーズンだったんでしょうね。
Canon EOS 6D, Tamron SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (200mm, f/4, 1/400 sec, ISO-100)
ところで、遠目に若狭湾を見ることができました。いつか行ってみたいと思っています。
Canon EOS 6D, Sigma 12-24mm f/4.5-5.6 IIDG HSM (24mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO-250)
それでは山を下り始めます。道は手つかずの森へと続きます。
Canon EOS 6D, Sigma 12-24mm f/4.5-5.6 IIDG HSM (24mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO-250)
森は道なんてなかったかのように落ち葉でいっぱいです。この森が好きなだけあって、オレンジ色に染まる姿を見てみたかったですね。
Canon EOS 6D, Canon EF50mm F1.4 USM (50mm, f/8, 1/800 sec, ISO-100)
山下り完了です。少し休憩した後に空を見ると、太陽がもう沈んでいました。ということで移動再開です。
Canon EOS 6D, Sigma 12-24mm f/4.5-5.6 IIDG HSM (24mm, f/5.6, 137.9 sec, ISO-400)
マキノ駅に着くと、曇り空に星が輝いていました。すぐ近くにあるのは琵琶湖。となれば、滋賀県の星空を見ないわけにはいかないですね。浜から見る琵琶湖、とても広いです。
Canon EOS 6D, Sigma 12-24mm f/4.5-5.6 IIDG HSM (24mm, f/5.6, 30.8 sec, ISO-6400)
空には雲がいっぱいありましたが、東の方向に星空を見ることができました。浜はとても静かで、とてもロマンチックで、そしてとても寒かったです。冬が来ていますね。明日は、大阪の友人に会いに行きます。それではみなさん、おやすみなさい。