一人十郷 - Takumi Nasuno Photography
育児
2018/09/15
【男性目線の育児#8】睡眠不足の妻を救うために夫ができる母乳サポートについて

育児中はとにかく睡眠不足に陥りがち。積み重なる家事育児タスク、昼夜泣き叫ぶ赤ちゃん。睡眠不足になると体を壊してしまうだけでなく、ストレスで普段できたはずのことが思うようにできなくなってしまいます。

妻が睡眠不足のときには、夫を含めた周りの人がなるべくタスクを引き取って妻を休ませるのが基本戦略です。が、しかし、なるべく完母(完全母乳)を目指したいママにとっては、母乳だけは例外。「それでもやっぱり母乳をあげたい…(!)」と頑張る妻を救うために夫ができる母乳サポートについて、書いてみることにしました。

 

 

★注意★

育児は人それぞれです。100の家庭があれば100の事情があり、100の育児があって然るべきものです。たった1つのあるべき姿なんて存在しません。人の意見を鵜呑みにするのは危険ですし、逆に安易に強要してよいものでもありません。自らが、家庭環境と子供の状況を見定めたうえで、子供とどう成長していきたいかを考え、これだと思う方法に思い切ってチャレンジしつつもダメそうなら変えていくトライアンドエラーの姿勢が大切だと思います。なのでこの投稿も、鵜呑みにしないでください。

 

粉ミルクもあるけれど…という妻の感覚

誤解を恐れずに言うと、我が家は完母を目指しているものの、忙しいときとか疲れているときとか量が少ないときとか不在にしているときとかで粉ミルクを使うことは多いです。搾乳もしているけれど、結果的に搾母乳を充てがえないシーンの方が多いという印象です。

なので我が家は、完母を貫いているわけではなく、混合だけどなるべく完母に寄せようとできる範囲で努力している、というのが正確な表現です。

正直、完母を貫くのはかなり大変です。赤ちゃんを満足させられる量の母乳が必要な時に必要なだけ出ないといけないし、母乳をあげる体力と気力も必要だし、なによりずっと自分が健康でないといけない。全国で完母を貫いているお母様方は本当にすごい。尊敬します。

 

それで、なぜ大変なのに完母に寄せようと努力しているかというと、これ自体は男性にとって何とも認識しがたく言葉にするのが難しい感覚の話になってしまうのだけれど、妻を見ていた中で思うところを敢えて書いてみると、

  • 赤ちゃんに最大限の愛情を注いでいる実感を持てる。
  • 赤ちゃんに肌を触れ合わせることで、独りではないのだという精神的充足感を持てる。

あたりが強いかな、なんて思っていたりします。もちろん、母乳の方が免疫がー栄養がー味覚がーなどの母乳万能論や、母乳をあげずに乳房が張って搾乳するのが二度手間、などのその他要素は無きにしも非ずですが。

 

実は複雑な、母乳をあげるという一連の流れに勝機あり

さて、男性目線で言うと、母乳をあげるのは母乳をあげるだけだから女性しかできないでしょとなりがちでして、実際に母乳をあげる行為自体は女性の専売特許となっています。

とはいえ、いわゆる母乳をあげるプロセスを紐解いてみると、それなりの負荷あるステップを、数多く行う可能性があることが分かってきます。

とりわけ夜間、ベビーベッドに寝ているところからのプロセスにおいて負担が大きいようでしたので、ここに書き連ねてみると、

  1. 赤ちゃんが泣くので、母乳を欲しているか様子を伺う。
    ⇒場合によってはおむつ替えが発生。
    ⇒すぐに泣き止む場合など授乳不要な場合もあり。
  2. 少し部屋を明るくする。
  3. 授乳用にクッションを準備する。
  4. 赤ちゃんをベビーベッドから抱きかかえる。
  5. 実際に授乳する。
  6. 授乳前中後あたりで水分補給する。
  7. げっぷをさせる。
  8. ベビーベッドに戻す。
  9. 寝静まった(落ち着いた)ことを確認する。
  10. 部屋を暗い状態に戻す。

のような流れで授乳は進みます。よく見ると、実は10つのステップのうち妻でないといけないのは5番だけで、残りの9ステップは夫が代行してもよいのです。

 

そして睡眠をとる、休むという観点から考えて、夫が代行すると最も効果が高いと感じたのが1番です。

1.赤ちゃんが泣くので、母乳を欲しているか様子を伺う

というのも、赤ちゃんが泣いたと思ったらすぐに寝静まったり、少しあやしたら寝付く空振りのケースが多く、『泣いたから起き上がったけど授乳せずにベッドに戻って寝付けなくなる』現象が容易に起こるため、短時間の睡眠を拾い集めないといけない妻にとって死活問題になるからです。

授乳しようと思ったら、うんちやおしっこでおむつを替えないといけない場合もあり、寝不足で重い瞼を開けていざ授乳と思った妻の出鼻をくじくケースもあります。

そういうこともあり、赤ちゃんが泣いたときにすぐ起きて最初に確認する、抱きかかえるのを夫が担当するというのは、睡眠不足の妻を救うために非常に効果的だなと感じた次第です。

1番以外にも、やればやるだけ妻が楽になる構図なので、睡眠不足の妻を救いたい!と共感した夫の方は、思い切って介入してみましょう!

 

【注意】やりすぎると妻が「寝て授乳して寝て授乳してを繰り返すだけで、人としてこのままでいいのか不安になる」と感じるリスクがあるため、妻との密なコミュニケーションとバランス調整は必須です。

 

意外と大切なタイムマネジメント

母乳をあげるステップは複雑だから夫が代行できる部分がたくさんあるよという話は、一回一回の授乳プロセスの中で実行できる短期的なサポートの話なのですが、もう少し視野を広げて長期的なタイムマネジメントの観点から考えると、もう一つできることが見えてきます。

というのも、赤ちゃんが母乳を求めるタイミングは意外とまちまちであるため、授乳間隔がバラバラだったり短すぎたりすると妻の体と心に大きな負担がかかってきてしまう問題があり、いかに授乳間隔を一定に維持するかが大切になってくるからです。

我が家では今のところ、「少なくとも2時間、できれば3時間は空けたいね」という話をしているのですが、興奮して1時間も経たずに泣くこともしばしば。そんな状態では心休まりません。

そんなときは、妻だけを寝室に寝かせて休憩を取らせつつ、適度に時間が経つまで夫がリビングで赤ちゃんをあやしたり寝かしつけたりすることで、毎日何度も行う授乳ルーチンを安定させるというサポートができます。やっていることとしては赤ちゃんをあやしているだけなのですが、目的が授乳間隔の維持、なんですよね。

この効果は劇的で、授乳間隔が1時間半だと一日16回の授乳が必要なところ、2時間だと12回(-4回)、3時間だと8回(-8回)で済みます。その代わり1回あたりの授乳量は多くなるわけですが、妻はまとまった休憩がとれるため、回復できる体力量が段違いになります。

育児記録を含めた時間の管理が前提となるタイムマネジメントですが、(体力が必要なので)夫ができるサポートとして効果大でオススメですよ。

 

まとめ

ということで、母乳をあげるステップは複雑だから夫が代行できる部分がたくさんあるよという話と、授乳間隔を一定に維持するタイムマネジメントも夫ができるサポートとして効果大ですよという話を書いてみました。

ここまで書いておいてなんですが、これをやるにもそれなりの体力と気力が必要ですし、作業分担は夫婦間の議論のもとで決まるべきものなので、すべての夫がこれをすべきという暴論は許されない点はご理解ください。私も、復職した暁に夜と休日にどれだけできるかには、あまり自信がありません。苦笑

母乳をどうみるかは家庭によっても変わってくるかとは思います。少しでも今後の方針を考えるうえでの参考になれば幸いです。

 

追伸:この話、ビジネスパーソン的な側面での効果も大きいことが書いている途中で分かったので、別途書くかもです。

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ブログ著者について

那須野 拓実(なすの たくみ)。たなぐら応援大使(福島県棚倉町)。トリプレッソを勝手に応援する人。ネイチャーフォト中心の多言語ブログを書いてます。本業はナレッジマネジメントとかデータ分析とかの何でも屋ですが、今は半年間の育児休業中。
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