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フォトグラフィー
2016/09/20

SIGMAの新しい超広角レンズをつい買いたくなってしまったので、比較表を書いて思いとどまろうとした話

(これは・・・思いとどまらねば・・・笑)

 

ということで久々の投稿は、今日SIGMAから発表のあった超広角レンズについて書きます。

 

名前はSIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art。

SIGMAの超広角と言えばこれが第3世代ですが、私自身、1つ前の第2世代(SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM)のヘビーユーザーだったりします。自然風景で超の付くような広角を撮りたいとき、とりわけ田園風景や夜景、星空で大活躍してきたレンズです。

そして、それなりに長い間レンズを使っていて、そろそろ替え時かなぁと・・・

 

っと、まずい、まずい。

新しい有望そうなレンズが出てきたらとりあえず欲しくなるのは、悪い癖です。。

 

一度落ち着くために、冷静になって比較表を書いてみました。

 

sigma-12-24mm-f4-dg-hsm-art-spec_ja

 

焦点距離は同じです。超広角。憧れの12mm、手軽に使える24mm。大三元レンズのEF24-70mm F2.8 II USMとの組み合わせは焦点距離のカバーがなんと12mm-70mm。相性もバッチリです。

まず気になるのはやはりF値。とくに普通の自然風景で使いやすい望遠24mmで、最小絞りがf/5.6からf/4に改善しています。この差は大きい。広角側でもf/4.5からf/4。ISO値を1段下げられるので、とくに星空撮影で差が出てくると思います。

そして特筆すべきなのは絞り羽根の枚数。6枚から9枚に変わっています。ただ枚数が枚数が増えるだけでなく、奇数枚になっています。これは感激。太陽を撮るときに、光芒が6本から18本の3倍になるということです。これだけでも試してみたいと思わせるレンズです。円形絞りも興味大。

 

とはいうものの、性能が上がるというのは大きく、重くなるということ。このレンズも例外ではありません。重さが・・・670gから1,150g。ほぼ倍増。夢の1kg台です・・・(!)。大きさも、一回り大きくなっている模様です。

アウトドア(とくに水場)で撮影することの多い私にとっては非常に価値のあるはずの防塵防滴が霞んでしまうくらい、この重さと大きさはずっしりくるものがあるようです。

 

だって・・・ただでさえ、

今の登山のフル装備は、

メインのカメラ機材だけで4kgを超えているんですよ?爆

 

Canon EOS 6D → 680g

SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG USM → 670g

Canon EF24-70mm F2.8 II USM → 805g

Tamron SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD → 1,470g

Velbon UT-43Q → 1,080g

合計 → 4,705g

 

ここで超広角レンズを乗り換えたら、合計5,185g、夢の大台を超えてしまいます。泣

 

 

・・・とは言いつつも、最短撮影距離もしっかり狭めてマクロ的な撮影も楽しめそうだし、ぜひとも欲しいレンズには違いない性能でした。値段が、値段が分かってから、もう一度考えるかなぁ。。。

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ブログ著者について
那須野 拓実(なすの たくみ)。たなぐら応援大使(福島県棚倉町)。トリプレッソを勝手に応援していた人。元語学屋。時々写真垢とか手芸垢。山とか滝とか紅葉とかが好き。本業はナレッジマネジメントとかデータ分析とかの何でも屋。コロナワクチン接種済み。