そろそろ2015年も終わりです。
年末はブログ記事をたくさん書き溜めておきたいと思いながら、なかなか筆が進まない今日この頃。そろそろ日も変わってしまうので、毎年恒例、1年間の振り返りをしたいと思います。
まずは、ブログ術。
このブログの目的は、自分が好きなもの、応援しているものを思う存分伝えることです。今年は写真の魅力を最大限に引き出すため、シングルカラムに変更したり、Googleアドセンスを削除したり等、デザインをスッキリさせました。デザインの改良は今後も続けたいと思います。
さらに、自分の好きなものPRを開始しました。記事に書いて紹介するだけでなく、常時トップページにPRを載せるようにもしました。このあたりから、アクセス数の急増がちらほら起こるようになりました。影響力の高い人にシェアしてもらえているんでしょうか。FacebookもしくはTwitter経由で爆発的に増えるみたいですね。
Google検索、Yahoo検索からの流入が少ないのは相変わらずです。でも、このブログは自分の活動に興味を持ってくれた人が見てくれればいいと思っています。検索対策は、もっと芯がしっかりしてからにしたいと思います。
次は地域おこし活動。
年初めにkura-cafeに出会いました。店長の中村さんが教えてくれた棚倉町に4月に訪問してからというもの、町の写真を撮っては町のPRを勝手にする日々が続きました。
棚倉町の特産品である凍み餅を使ったイベントを開いたり、棚倉町での活動報告をフリーマガジンに寄稿したりしました。秋には棚倉町のCMコンテストで入賞し、新たに創設されたたなぐら応援大使に認定されました。ちょっと場違いでしたが、これまでの活動を日本マーケティング学会で発表したりもしました。
都市に住みながらでも田舎の地域おこしに協力できる仕組み作りのため、棚倉町をキーワードにつながる「たなぐら大家族」を仕掛け始めました。まだ身内でコソコソ動いている程度ですが、2016年はもっと大きく動けるようになると思います。
また、今まで東京住まいでしたが、いろいろ考えた末、2016年早々に故郷鶴見に戻ることにしました。横浜市鶴見区なので距離的に大きく動くわけではないですが、もう一度、自分が生まれ育った町を見つめ直したいと思います。
最後に、フォトグラフィー。
一番大きな出来事は、フォトマスター検定1級に合格したことですね。年初めにケント白石先生が薦めていたことから受験を決意し、年末に見事、合格通知をいただきました。勉強の過程の中で、写真の撮り方の背景にある(きわめてマニアックな)知識を学ぶ中で、なぜこう撮るのか、を語れることの大切さを感じるようになりました。
ロジカル撮影法と名付け、どう考えて1枚の写真を撮ったか明文化することを始めました。明文化することで、どこまで深く考えて撮影できるのかにチャレンジしています。その中で、今でもロジカルさが全然足りないことは痛感しており、撮影理論を早々に組み立てる必要があると思っています。絞るか開放か、という大まかな議論はできるのですが、絞るときにどこまで絞るのか、f/11なのかf/13なのかf/16なのか、といった細かな議論が次の課題です。
また、今年の技術的ブレイクスルー、パラダイムシフトは、手持ちのスローシャッター撮影です。ケント白石先生に刺激を受けて練習し始めた結果、焦点距離の逆数ぐらいは確保しないといけないシャッタースピードを5倍~10倍長く設定できるようになりました。三脚を使わないいけないシーンが激減したため、同じ時間の中でもより多くの写真を創り出せるようになりました。
年末に、自分の力不足と成長の可能性を感じさせる出来事がありました。去年に江ノ島で写真を撮ったんですが、今年撮る機会があったんです。そして今年の写真と比べたときの去年の写真のダメさ加減が想像以上で・・・1年間でこれだけ成長できたのかと思う一方で、それなりに上手いと思っていた写真も成長の余地が大いにあることを再確認。今年撮った写真にダメだしできるような写真を2016年は撮っていきたいですね。
2016年の抱負は別途書きたいと思います。
みなさま、よいお年を!