フォトマスターを目指して本格的に勉強中なわけですが、やっぱり自分の知識不足がはっきり見えてきますね。それがこれ、パープルフリンジ。
撮像素子に大量の光が入射したときに、光があふれて隣の画素に干渉することで、高輝度部に隣り合った低輝度部に偽色が出ること。主に紫色の縁取りとなるのでこう呼ばれる。(引用元:フォトマスター検定合格 平成26年度)
これを読んで、ハッとしましたね。これ、去年めっちゃ悩まされていた原因不明の現象じゃないですか。
去年の冬、溢れんばかりの人混みを越えて撮った、目黒川のイルミネーションです。
記事には書いてなかったんですが、暗いからと絞り開放で撮ったら真紫に写ってしまって。ホワイトバランスがおかしいのかと思って調整してみても一向に直らない。手ブレが原因かと思ってシャッタースピードを早くしたりガッチリ構えたりしても、一向に直らないんですよね。
しょうがなくF値を8まで絞って撮ると、なんとか見るに耐える写真になったんです。
ISO値は上げたくなかったのでシャッタースピードを遅くしようとしたんですが、あのときは人が多すぎて三脚ブレもひどく、1/2秒で我慢。結局ISO値は400に落ち着きました。
今こうしてパープルフリンジとして現象を見てみると、絞るのは正解だったみたいですね。でも当時はとにかく原因が分からなくて、時間もなくて、なんとか綺麗に撮ろうと大慌てでした。知らないと混乱する典型例ですね。
ネットで調べてみると、いくつか対策があるみたいです。紫外線をカットする特殊なフィルターを使う、お高いレンズを使う、編集ソフトにあるフリンジ軽減機能を使う、の3つです。
当面お高いレンズは買えそうにないのと、編集ソフトに頼らず出たままで綺麗に撮れるようになりたいので、フィルターを検討してみようかと思います。
勉強して分かる自分の知識不足。でもこれで、一歩前に進めます!