日本最大のカメラの祭典、ここに来るのは実は初めてです。Camera & Photo Imaging Show、略してCP+は、写真分野での新しい発見でいっぱいです。私はというと、新しいボディとレンズを目当てに来ていたのですが、一番の発見はなんとボディでもレンズでもありませんでした。ということで、これはいい!と思った商品を見ていきましょう。
今日はCP+最終日なんですよね。何千もの人が新しい商品やサービスを楽しんでいます。
もちろん最初はCanonのブース!
「キヤノンは、”臨場感クオリティ”へ。」
最初に買いたいと思ったのがこのPowerShot N2。とても小さくて、手に収まって、光学ズームがなんと8倍。もちろんWi-Fiも付いていて、モバイル端末と写真をシェアできます。
なんといっても一番の魅力は、自分撮りに特化しているということ。シャッターボタンはレンズ周りのリングになっていて、自分どりのときも簡単に押せます。スクリーンは回転して、どの角度からでも見られます。今使っているPowerShot S120の後継機になりえるサブ機ですね。
EOS 7D Mark IIはそれほど新しい機種ではないですが、 とても興味深いところです。一番のいいところは、1秒当たり10枚の連射スピード。スポーツ撮影でこのボディを使えたら素晴らしいでしょうね。
そしてこれ!実はEOS 5Dsと5Ds Rを発売前に試したくて、CP+に参加したんです。少し重かったですが、自分の6Dとほぼ同じフィット感ですね。
スクリーンを見た限りでは、画質がどれだけすごいかはほとんど分からなかったです。検証するにはPCの大きなスクリーンが必須ですね。でも、有効画素数5060万ピクセルというのは驚愕です。次の主力機を買うとしたらEOS 5D Mark IIIにすべきか、EOS 5Ds Rにすべきか悩むところですね (もちろんEOS 5Dsも候補です)。ボディ選びに複数の選択肢があるというのは大きな進歩です。
こちらが5Ds R。ここで使っているだけではほとんど違いは分からなかったですけどね・・・
Canonブースで楽しんだ後は、小急ぎでTamronレンズを見に行きました。なんていったって、EOS 5Dsと5Ds Rを試すのに30分も行列に並んでいたんですから(笑)
Tamronのブースでは、このTamron SP 15-30mm F2.8 Di VC UCDを発見。上の写真のですね。これを見るや否や、F2.8の明るいレンズを通したら星空がどれだけ綺麗に写るのかと想像をめぐらせてしまいました。15-30mmの超広角ズームは星空だけでなく、青空や都市の夜景を撮るときにもとても魅力的です。
Tamronの素晴らしい広角ズームレンズを見た後、Sigmaブースでもう一つ素晴らしい広角レンズに出会いました。Sigma 24mm F1.4 DG HSMは、購入計画が崩れるんじゃないかと思わせるくらいの衝撃でした。このレンズ、単焦点なんですが、最高の星空が撮れるレンズの一つなんだと思います。しかも、超広角でF1.4ですよ!異次元の光を創り出してくれるのかと期待させてくれますね。もう、選択肢がとても豊富になりました。こんなのを見せられると、アートラインがどれだけ素晴らしいか再実感せざるを得ないですね。
これら広角レンズ以外に目を引いたのは、Sigma 150-600mm F5-6.3 DG HSM Sportsですね。運ぶのは大変そうですが、鳥とか小さいものを撮るときには最高の一枚にしてくれそうです。
興味のあるボディとレンズを挙げ連ねましたが、今回一番の発見、実はボディでもレンズでもないんです。一番の発見は、無人航空機メーカーであるDJI!
驚くべきことに、この機械を使って空から写真を撮ることができるんです!!!一番安い機械だと付属のカメラだけしか使えないのは少し残念なところ・・・
一眼レフを装着できる機械だと逆にとても高いんですよね。でも、GoProを装着できるPhantom 2は、なんとたったの88,000円で買えちゃうんです。10万円を切ってくるあたり、動画撮影にGoProを買うかSony Handycamを買うか、本当に悩ませてくれますね。とてもわくわくする商品です!
とても楽しかったので、時間最後まで楽しませていただきました。夕日の落ちる頃、将来どんなカメラ装備でいるのか想像をめぐらせながら、帰路に立ったのでした。