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2018/10/13

トリプレッソが赤マフラーの新パッケージをお披露目しました!【2018年10月】

最新記事はこちら ⇒ End of TRIPLESSO ~トリプレッソの終売~(2022/12/01)

 

しばらく小康状態の続いているトリプレッソ。先月はイオンさんからメーカー終売のお知らせが流れて冷や汗をかいたものの、ワイズマートさんのおかげで誤報だと分かって胸をなでおろしました。

とはいえ依然として公式サイトに一切情報がなく終売の危機にさらされているのは変わらなかったところ、このたび新パッケージへのリニューアルがありまして、まだまだトリプレッソが元気だということが分かりましたので、詳細をお伝えしたいと思います!

 

★注意★

トリプレッソってそもそも何よ?という方は、過去投稿をご覧ください。

 

さて、こちらが新パッケージです。

クリーミーとビターの両方を仕入れました。両方とも、赤いマフラーが追加でデザインされ、「さらにまろやか NEWテイスト」の文字が入ったようです。

 

裏側を見てみると、

裏側にもしっかりと赤いマフラーがまかれています。マフラー、冬仕様ということでしょうか。

 

上から見てみると、

これは今まで通りに見えます。

 

続いて、クリーミーについて新旧比較してみます。

よく見ると、赤いマフラー以外にも差分があることが分かります。気付いたところを挙げると、

  • 上の「AGF®」の文字が金色から黒に変更。
  • 中央右にあった豆のイラストが消滅。
  • 下にあった「PREMIUM TASTE...以下略」の金色文字が消滅。

となっており、オフホワイトをベースに黒と赤のみで彩るシンプルなデザインに変わったことが分かります。小さな英語の文字なんて読む人はほとんどいなさそうですし、ミニマルなデザインが流行っている昨今を考えると良い変化と言えるのではないでしょうか。

 

続いて裏面。気になる栄養成分です。

栄養成分は・・・変化なしのようです。多少配置は変わっていますが記載内容に変化は無さ・・・と思ったら、一番上にあった金色塗りつぶしのTRIPLESSOブランドの説明が消滅しました。これも、配色を減らして分かりやすさを重視する変更でしょう。まぁ、成分表示面にブランド説明があるのも言われてみれば違和感満載だったので、これも良い変化だと思います。

 

続いて商品名や原材料名です。

これも内容に変更・・・ありますね。

商品名も原材料名も変更ありません。でも明確に、味の素AGFではなく味の素のロゴが、赤文字で結構大きく追加されました。

「Eat Well, Live Well.」

というブランドメッセージもしっかりと印字されています。これはどう解釈するべきか・・・

遡ること2016年10月31日、トリプレッソの商標自体は味の素社が海外の企業から買い取り終わっていたので、改めて味の素グループのものとしてPRを始めたというところでしょうか。味の素グループは目指すところとして『ASV(Ajinomoto Group Shared Value)』を掲げていますし、ブランド統合の一環と思われます。

 

さて、パッケージを見比べた後に、実際に飲み比べに移ります。「さらにまろやか NEWテイスト」と謳っているものの、成分も原材料も一緒なので、あくまでもっと昔との比較を謳っているのだろうと高をくくっていました。

 

「・・・ん?」

「あれ・・?なんか違う?」

何往復か飲み比べをしてみると、若干ではあるものの、味が微妙に変わっていることに気付きました。古い方が飲んだ直後にコーヒー独特の苦さ若干とトリプレッソ特有の甘さがガツンと来るのに対し、新しい方はもともと薄かった苦みが更に薄くなり、コーヒーがクリームに包み込まれてまったりねっとりとした感じで最後まで来る感じでした。体感糖度アップです。

言うなれば、2017年5月の時の味に近かったです。

 

でも・・・

成分も原材料も全く変化無しで、どうやって・・・?

 

気になったので、この前購入した信頼の日本製、ATAGO社の糖度計を使って糖度を測ってみることにしました。

この糖度計は左側に液体試料をたらし、右側のスコープから覗いてアナログの目盛りを確認する形式です。8000円ぐらいしました。

 

こんな感じで、トリプレッソを垂らし、

 

蓋をして取り込みます。

 

まず古い方は・・・

Brix 19%ですね。なかなか高いです。

 

続いて新しい方は・・・

ありゃ、全く同じ。Brix 19%です。糖度的には一緒なのか。

 

ということは、絶対的な糖度自体は記載された通り変更はないけれど、苦みが薄くなり、クリーミーさ(粘度?)が増したことで、糖度を相対的に強く感じるようになったのが今回の変更でしょうか。

もともと甘いずっと昔のトリプレッソが個人的には好きだったので、これは素晴らしい変更です。きっと、昔からトリプレッソが好きだった人たちにとって、この赤いマフラー付きのパッケージは朗報となるでしょう。それではよいトリプレッソライフを。

 

追伸:2018年10月13日時点での最新のトリプレッソ扱い店(私的見解)を載せておきます。順番はなんとなく、取り扱い率の高そうな順です。

確認済み サミットストア、ライフ、三和、ワイズマート、NewDays、ミニストップ、ドン・キホーテ、ウェルマート
SNSで報告あるも私は未確認 イズミヤ、スーパーバリュー、ヤオコー、ウエルシア、ファミリーマート
扱い終了? 文化堂、イオン、サンエー
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ブログ著者について
那須野 拓実(なすの たくみ)。たなぐら応援大使(福島県棚倉町)。トリプレッソを勝手に応援する人。ネイチャーフォト中心の多言語ブログを書いてます。本業はIT&マーケティング界隈でナレッジマネジメントとかデータ分析とかの何でも屋。半年間の育休明けで、家事育児と外働きのバランスを模索中。