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地域おこし
2015/11/29

日本マーケティング学会で分かった、自分の主張を伝えることの難しさ

難しい。本当に難しいですね。自分が当たり前のように思っている考えを、見ず知らずの人に伝えて納得感を持ってもらうことは、一筋縄ではいかないです。

今年春の棚倉町訪問から地道に地域おこし活動を続けて、その中で感じていた問題意識、これからやろうとしてることを、たなぐら応援大使、たなぐら大家族のフレームワークで語る構成にしたのが今回のポスターセッション。タイトルは、

 

地方創生における“ふるさと応援大使”の新たな可能性

〜地域おこし協力隊の対としての都市部発プッシュ型斡旋の仕組み〜

 

Left Side of the Poster for Japan Marketing Association Conference 2015

地域おこしの問題意識と、たなぐら大家族の取り組みについて語るのがコンテンツの大半でした。名刺はもちろん、たなぐら応援大使のを配ってきましたよ。あ、大使のバッジも付けてみました。名前を分かってもらいやすいので、案外使いやすかったです。

さて本題。今回は圧倒的時間不足の中、なんとか作ったスライドです。理論武装が全く出来ていないというのが痛烈に感じたことでした。

  • なぜ棚倉町なのか?
  • ふるさと応援大使がいる意味はあるのか?
  • どうやったら移住につながるのか?
  • お金はどうするのか?
  • 実績はあるのか?
  • 他の地域に応用できるのか?

あと、指摘はなかったですが、最後の統計は本論からずれていましたね。作成途中で気付いたものの、要旨をすでに発表していたこともあり、そのまま統計データも載せてしましました。今思えば、分かりやすさ、筋道を重視して、思い切って削除すればよかったと思います。

 

Poster for Japan Marketing Association Conference 2015

さて来場者の反応の方は・・・、日本マーケティング学会はいわゆるマーケティングの分析報告が主流なので、地域おこし関連の報告はあまり目を引かないと思っていました。でも関心のある人がピンポイントで聞きに来てくれたので、暇になることはなく、2時間程度のポスターセッションは喋り続けで無事終了。やっぱり初対面の人に自分の意見を伝えるのは勉強になりますね。こういう機会は定期的に持つようにしたいです。

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ブログ著者について
那須野 拓実(なすの たくみ)。たなぐら応援大使(福島県棚倉町)。トリプレッソを勝手に応援していた人。元語学屋。時々写真垢とか手芸垢。山とか滝とか紅葉とかが好き。本業はナレッジマネジメントとかデータ分析とかの何でも屋。コロナワクチン接種済み。