※本記事は日本人以外を読者に想定した記事の和訳です。
日本の伝統的な家屋で冬にどんな日常が営まれているのか。それを体験したいと思う方がいたら、古民家ゲストハウス梢乃雪はとってもオススメです。オススメな理由を7つ挙げてみたので、ぜひ見てみてください。
古民家ゲストハウス梢乃雪は、長野県の北端、小谷村にあります。新潟県にも接しており、いわゆる豪雪地帯です。下の写真を見ると、なんとなく分かると思います。
村の中心部にある南小谷駅なんですが、かなり雪が降っている、というよりかは、もはや吹雪になっています。これで、小谷村の人にとっては普通だと言うのだから驚きです。ということで、もちろんこの辺りにはスキー場もあります。栂池高原スキー場、白馬乗鞍スキー場、白馬コルチナスキー場と3つあるので、場所を選んでスキーやスノボを楽しむこともできます。
小谷村には姫川というイイ感じの川があります。川沿いに舗装道路が続くので、南小谷駅から梢乃雪に向かう途中、ずっとこの雪深い川と木々の風景を楽しむことができます。
川沿いにずっと、写真映えする景色が続きます。
そして姫川をわたって山中に入っていくと、姫川の支流である中谷川にぶつかります。
白と黒を基調にした風景である一方、白色にもわずかな違いがあり、そんな微妙な色合いを感じ取ることができる風景です。純粋に雪に埋まった川の風景を見たいのなら、ここは本当にオススメの場所です。
中央に見える黒い屋根の家が梢乃雪です。写真を見ると分かると思いますが、丘に上に位置しており、その上から見下ろす雪景色が最高なんです。
無数の雪が降りそそぎ、空間の手前からずっと先まで舞う姿を眺めていると、3次元の開けた空間を豊かに体感しているような感じがします。
小谷村は豪雪地帯ですが、夜は晴れることもあるようです。ひとたび晴れると、山と雪と川と競演する雄大な星空が登場します。
雪の谷からの星空は、それだけで壮観たる眺めです。驚いたのは赤倉山と稗田山が谷のずっと向こうの背景に見えたこと。写真のオレンジの光の上にある山陰ですね。(赤倉山と稗田山は北アルプスの手前にあって、もう少し上に登ると北アルプス自体も見えるそうです。)
そしてオレンジの光の右側にある黒い屋根、分かりますでしょうか?あれが梢乃雪です。次の写真を見ると、夜のゲストハウスから何が見えるか分かってもらえるはず。
このゲストハウスがどれだけすごい自然を見せてくれるか伝わると嬉しいです。
古民家ゲストハウス梢乃雪は、名前の通り、古民家をゲストハウス化したものです。ゲストハウスに入ると、日本の雪国というものを体験することができます。
木造の旧家、薪ストーブ、いろり、こたつ、たたみ、障子、布団など、ザ・日本、ザ・雪国的なものを体験することができるんです。もしあなたが、他の国でもよく見るような普通のペンションやビジネスホテルに飽き飽きしているのだったら、古民家ゲストハウス梢乃雪は絶対オススメです。
このゲストハウスでは、お客様はお客様として歓迎されず、その代わりに梢乃雪の家族の一員として歓迎されるんです。料理を一緒にしたり、食事を一緒にとったり、お皿を一緒に洗ったり。オーナーと他の宿泊者とで一緒にいろりを囲んで、夜を語らう・・・
梢乃雪はけっこう多くの人が来るようで、こんな辺鄙な場所に何かを求めてやってくるような彼ら彼女らは、話をして楽しくないはずがないです。
日本の、旅ではなく生活を体験したいと思うのなら、古民家ゲストハウス梢乃雪はとてもいい選択肢になると思います。
最後の理由は、コミュニケーションは日本語オンリーだということ。梢乃雪の主人もオーナーも日本語しか喋れないということもあり、「郷に入りては郷に従え」を地でいっています。
もしあなたがせっかくの日本旅行中、日本語は喋れるのに見た目で外国人扱いされて英語で話しかけられるようなことに飽き飽きしているとか、ボディランゲージだけで生きていく強い意志があるのなら、このゲストハウスはとってもオススメです。主人のぐっさんが、温かく日本語で出迎えてくれるはずです。
以上、小谷村の古民家ゲストハウス梢乃雪を冬に訪れるべき7つの理由でした。
もし古民家ゲストハウス梢乃雪に行ってみたいと思った方は、下の情報を参考に日本語でコンタクトをとってみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
宿名:古民家ゲストハウス梢乃雪
住所:長野県北安曇郡小谷村中土12965-1
アクセス:南小谷村よりバスで瑞穂まで20分。そこから徒歩10分
費用:¥4,900(夕食、朝食、暖房費込み)