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地域おこし
2016/07/23

今までの棚倉ベストショットまとめ 【19枚】

フォトグラフィーのことやら地域おこしのことやら、考えれば考えるほど頭の中で問題がグルグル回って筆が進まない今日この頃。なので気分転換がてら棚倉町でのベストショットをまとめてみます。

棚倉町を訪問するようになって1年ちょっと経ちました。だいたい2ヶ月に1回のペースです。ベストショットということで改めて振り返ってみたら、今までブログに上げていなかった写真も紹介したくなったので、一部は新登場です。ぜひご覧ください。

 

3月の棚倉町の風景

Plum Trees and Snow of Tanagura Town

棚倉町と言えば赤館公園、四季折々に咲く花とともに町を一望できます。雪がぱらつく中、紅梅、白梅が咲き誇っていました。

 

Empty Paddy Fields of Tanagura Town

3月の田んぼ、まだまだこれからという感じです。遠方に見える山々が、うっすら白い薄化粧。春に向けた準備期間と言ったところでしょうか。ザ、田舎町という印象です。

 

4月の棚倉町の風景

Weeping Sakura Tree of Hanazono at Tanagura Town with Mist

言わずと知れた、棚倉随一に有名な桜の木、花園のしだれ桜。朝靄に浮かび上がる神々しさは、コアなファンを虜にしています。なお、電車も一緒に撮れるため、その道の人の間でも人気が高いとか。ちなみにこの写真は、棚倉町観光フォトコンテスト、風景の部で優秀賞をいただきました。

 

Site of Tanagura Castle

棚倉町の中央に位置する町のシンボル、棚倉城跡。町民の憩いの場です。桜に新緑、ツツジ、アジサイ、紅葉と、訪れる人たちを楽しませてくれる名スポットです。

 

5月の棚倉町の風景

Azalea Blossoms at Akadate Park of Tanagura Town

3月に引き続き、赤館公園。この時期はツツジが綺麗です。実は棚倉町の町花は、桜ではなくこのツツジ。真っ赤な彩りを町に添えてくれます。赤館公園は、町を四季折々の花と一緒に一望できるので、たぶん他の花でもこういう景色が撮れるんだと思います。目下、チャレンジ中です。

 

Azalea Blossoms at Site of Tanagura Castle

赤館公園に負けじと咲き誇るツツジが見られるのは、ここ、棚倉城跡。都会の小さく選定されたツヅジに慣れていた自分は、1本桜のようなスケールに成長する棚倉のツツジに驚愕してしまいました。色も白、マゼンタ、ピンクに紫、紅と、様々に咲き誇っていました。

 

Moss Phlox of Tanagura Town

この時期に咲く芝桜。公の観光スポットというよりも、個人の方が育てている庭園の一部なのですが、とっても見事です。斜面にこれでもかとばかりに広がる芝桜は、人の手が入って初めて自然風景が美しくなるということを感じさせてくれました。

 

6月の棚倉町の風景

Sky of Tanagura Town

棚倉イチの米どころ、社川地区。澄んだ青空が広がり、豊かに成長する田んぼの緑とのコントラストが目を楽しませてくれます。思わず「だから社米はウマい!」と叫びたくなるような景色でした。ちなみにこの写真も、棚倉町観光フォトコンテストで入選しました。東白日報賞でした。

 

Red Bridge at Yamamoto Fudouson Temple

北の社川地区から離れて西の山本不動尊へ向かうと、緑の栄える空間に、まるで魚が浮かんでいるかのように透き通って見える川があります。そしてその上にかかる赤色の橋。赤と緑のコントラストは、圧倒的に緑でいっぱいの夏の棚倉町で異彩を放っていました。

 

Former Fujitaya Sake Brewery

今は無き棚倉町最後の酒蔵、藤田屋本店。店をたたむと聞いて、最後に中の写真を撮らせていただきました。城下町なのに地酒がなくなってしまった棚倉町。これも時代の定めなのでしょうか・・・

 

7月の棚倉町の風景

Wooden Bench along Oshimizu Pond

棚倉町は水辺といったら川や濠ばかりで、池や湖といったたまり場がほとんど見られない町柄です。そんな中ほぼ唯一と言っていい池が、この大清水池。木製のベンチもあって、木陰もあって、夏の暑さをしのぐのに良さそうな場所でした。棚倉の昔話でも語られる由緒正しき場所だそう。カエデが多いので、ぜひ紅葉の時期にまた来て見たいです。

 

White Clover at Footpath between Paddy Fields of Tanagura Town

6月に澄んだ青空を見せてくれた社川地区の田んぼは、7月も緑色は相変わらず。でも田んぼの間の畦道は白いシロツメクサでいっぱいで、遠目に見える青い山々と一緒にのどかな田園風景を見せてくれていました。

 

Dolls of Tanachan

磐城棚倉駅の改札前に置いてあるのが、町のゆるキャラ、たなちゃん人形。可愛らしいですね。ちなみにこれは、非売品みたいです。

 

8月の棚倉町の風景

Paddy Fields from Fukuoka District of Tanagura Town

福岡地区は、棚倉町では珍しい棚田が見られる地域です。秋間近のこの時期、ずっしりと成長した稲穂が密集して、整然と並んだ自然美を見せてくれていました。

 

Transparent River at Yamamoto Fudouson Temple

緑が濃くなる8月に、山本不動尊に行ってきました。写真を見ていると、透き通った水が音を立て、ころころと石が転がる情景が浮かんでくるようです。

 

10月の棚倉町の風景

Blue Sky and Paddy Fields at Tanagura Town

秋です!稲穂が黄金色です!一面に広がる田んぼに青い空、白い雲が合わされば、それだけでカメラを構える理由ができます。いつ行こうか迷っている人がいたら、一番のおすすめは秋!ぜひとも秋の棚倉町を訪問してもらいたいものです。

 

Starscape from Yashirogawa District of Tanagura Town

澄んだ夜には天の川。田んぼがずっと広がる社川は、広い星空を楽しむにはもってこい。晴れた日の夜にはぜひとも田んぼに繰り出したいです。

 

11月の棚倉町の風景

Autumn Colors in the Mist of Tanagura Town

紅葉で有名な棚倉城跡。たまたま朝方に繰り出すと、赤いカエデがお濠のすぐ横にそびえたち、朝霧の中、陽光が青白く充満しているかのようでした。盆地に位置する棚倉町は、実は定期的に霧や雲海が発生します。こんな神々しい景色が町のど真ん中で見られるのは感動ものでした。

 

Autumn Colors of Yamamoto Fudouson Temple

秋は山本不動尊の紅葉も随一の美しさ。領内は赤く燃え上がるカエデで埋め尽くされ、お寺の厳かな雰囲気と一緒に楽しむことができます。棚倉城跡と並んで、紅葉のマストスポットです。

 

・・・改めて並べてみて見ると、棚倉町に訪問したのが3月、4月、5月、6月、7月、8月、10月、11月。逆に訪問していないのが、1月、2月、9月、12月ですね。特に冬は、雪の日を狙って訪問したいところです。

一度行った月でも、桜の4月、アジサイの6月、紅葉の11月は正直、撮り切れていないというか、今ならもっと綺麗に撮れると感じるので、もう一度チャレンジしたいですね。

最期にひとこと。これを見て、少しでも棚倉町に興味を持ってもらえたら幸いです。

 

2016年7月23日 那須野拓実

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ブログ著者について
那須野 拓実(なすの たくみ)。たなぐら応援大使(福島県棚倉町)。トリプレッソを勝手に応援する人。ネイチャーフォト中心の多言語ブログを書いてます。本業はIT&マーケティング界隈でナレッジマネジメントとかデータ分析とかの何でも屋。半年間の育休明けで、家事育児と外働きのバランスを模索中。