横浜市鶴見区。
日本でもトップクラスに人口の多い横浜市の一区画ですが、北東端に位置し、よく隣の川崎市と勘違いされることも多いところです。鶴見川の向こう側も鶴見区だなんて鶴見区民でも知らない人が多い気がします。
JR鶴見駅。
駅まわりの再開発も進んでいるものの、ラゾーナで大成功した川崎駅と比べると、ああいう巨大ショッピングスポットとは言い難いローカル感。駅を少し離れると昔ながらの商店街や住宅街が永遠と続きます。
観光スポットと言ってもやけに寺や神社が多いぐらいで、遊びに行くとしたら川崎駅か、横浜駅。あと、みなとみらい。あまり地元で遊ぶというイメージがわかない町だったりしました。社会人になって一度鶴見を離れるまで、だいたいそう思っていました。
今年の初め、鶴見に戻ってきてからというもの、自分が生まれ育った鶴見はどんな町だったんだろうと、じっくり考えるようになりました。地図を見て、町を歩いて、何があるんだろうと探すようになりました。
昔から思ってはいたことですが、鶴見は非常に坂が多い町です。急斜面が多く、尾根がたくさん走り、まっすぐ進めないことが多いです。方位磁針を頼りに進んでも断崖や住宅に阻まれて、思ったように進めず迷子になることも多いです。
なので、以前住んでいた時も、見知った道しか通らなかったんですよね。
坂が多いということは、高台が多いということ。きっと、綺麗な朝日、綺麗な夕日が見えるところがたくさんあります。それを探してみたいです。せっかく鶴見に戻ってきたので、太陽を追いかけてきたフォトグラファーとしては、鶴見朝日三景、鶴見夕日三景ぐらいは作りたいと思います。
鶴見川にかかる鷹野大橋。鶴見区と港北区と幸区が交わるこの場所は、川の流れが北東から南東に蛇行しているため、朝日も夕日も川面に沈む絶妙なスポットです。
橋下にたたずむヨシと川沿いに輝く家々がノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。これが朝日。
そしてこの前撮った夕日がこちら。同じくヨシを右下に入れました。夕日だと富士山のおまけつきで豪華です。ちなみに鷹野大橋でタイヤモンド富士が見えるのは、2/24(水)、2/25(木)らしいです。この日はなんとしてでも撮影したいと思っています。あと川面に陽光が反射する写真も撮りたいですね。
鶴見で撮り始めて間もないですが、朝日スポット、夕日スポットは他にもたくさん目星がついています。ちょっと時間はかかるかもしれませんが、色々と見ていきたいですね。