この前書いたのは、プロセスの違い、ステップの違いによって、若者が遊びにきたときに移住についてとやかく言わない方がいいケースが多いということでした。でも住む場所については、もうひとつ、年配の方々が意識した方がよい大きなジェネレーションギャップがあるんです。
ギャップはこんな感じに起こります。
理想の住む場所 - 過去編
素敵で快適で、腰を落ち着けて定住できる場所が見つかると幸せ(素敵な奥さん、旦那さんが見つかると、なおよし)
理想の住む場所 - 現在編
定住なんて考えてないです。そのときに住みたい場所に住むんです。あと、なにが「幸せ」かは自分で考えて決めます。
この背景にある理由の一つは、若者が幸せになるために自分自身の人生全体を設計しかかっているからだと思います。今までの「幸せ」という考えが崩壊しかかっている中、どんな仕事をするのか、余暇はどう過ごすのか、どこに住むのか、誰と一緒に居るのか等を、長い人生のスパンで考えるからだと思います。
そうなんですよね。今までの「幸せ」に頼れなくなっているので、別の「幸せ」を追い求めて、もがいているのかもしれません。
これは実際、極端な例だと思いますが、大なり小なり、似たような価値観を若者が持っているであろうことは、年配の方々が頭の片隅に入れておいた方がよいと思います。
ではでは、私の話を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!