※本記事は許可をいただいたうえでクラウドファンディングの紹介記事を転載しております。ご支援は2017年5月31日まで募集しております。ご支援いただける方はクラウドファンディングのサイトをご確認ください。
あなたの支援が10,000株のあじさいを咲かせる!
47年間、たった一人で植え続け、10,000株のあじさいが咲く“南沢あじさい山”を創った伝説の男“ちゅういっちゃん”。しかしこのあじさい山が、現在、存続の危機を迎えています。東京屈指の観光名所、あじさい山を、皆様と共に守る、未来に繋ぐためのプロジェクトです。
東京都あきる野市深沢(フカサワ)という地域にある、東京屈指の観光名所!“南沢あじさい山”。
山の中を約10.000株のあじさいが咲き誇り、白や青、ピンクや紫の花々が、霧がかかった杉やヒノキの林の中で満開になる様子は、まるで夢の中の世界!!一度来たら忘れられない幻想的な場所!
自然環境に極めて近い山の中に、咲き乱れる10,000株のあじさいを見ようと、毎年、約10,000人のあじさいのファンが訪れる東京屈指の観光名所です。
この南沢あじさい山をたったお一人で作り上げた伝説の男、南澤忠一さん。地元の方々からは、“ちゅういっちゃん”と親しみを持って呼ばれています。ちゅういっちゃんは現在、なんと87歳!!47年前の40歳の時から47年間、たった一人であじさいを植え続けてきました。
さかのぼること47年前。ちゅういっちゃん40歳の頃。はじまりはお庭にあった2株のあじさいでした。
(ちゅういっちゃん)「あじさい山の途中に、うちの墓地があってな。墓地に行くのに花のなかを通って行けないかと思ったことが、この山をつくるきっかけだった。」
47年前、庭にあった2株のあじさいを、山の中に植え替えたのがあじさい山のスタートだったのです。
「綺麗ですね〜って言ってもらえるのが嬉しくて嬉しくてな。気がつくと夢中になってたよ。」
笑顔で語るちゅういっちゃん!当時、材木業を営んでいたちゅういっちゃんは、朝の時間をフル活用!毎朝4時に起きてあじさいの手入れや挿し木をし、会社に行くという生活だった。
あじさい山から見える、綺麗な朝日を見るのがちゅういっちゃんの楽しみだったとか!現在も朝4時からあじさいの手入れをする習慣は変わっていないのです。47年間の年月と努力は、10,000株のあじさいが咲く“あじさい山”となったのです。
まさに民話の花咲か爺さん。現在では、あきる野市など行政も、ちゅういっちゃんが作り上げたこのあじさい山を観光名所として広くPRしており、オンシーズン(6月・7月)には毎年約1万人のファンが訪れる観光名所になっています。
しかし、現在。あじさい山は存続の危機を迎えています!!!
47年間たったお一人で、あじさい山を管理してきたちゅういっちゃんも、現在、御歳87歳。お身体のこともあり一万株のあじさいの管理は、現実的に難しくなってきているのです。
一刻も早く、ちゅういっちゃんからあじさい山の維持管理のための技術を、次の世代に継承し、将来にわたってお客様に楽しんでもらえるための運営基盤を作らないと、一万株のあじさいが咲き誇るこの山は維持できなくなってしまうのです。
あじさいのシーズンは6月〜7月の約1か月。しかし、訪れる方々に感動を与える、美しいあじさいを維持するには、1年を通じての管理が必要なのです。一万株のあじさいの管理は想像を絶するような労力がかかります。
※剪定・・・伸びた枝などをはさみで切って整える、あじさいの木の手入れとして重要な作業
ちゅういっちゃんは毎年、たった一人でほとんど休むことなく、あじさいの管理をしてきました。
市や行政も観光名所として、何としても守っていきたいと熱願していますが、年間のあじさいの管理は人件費だけでも膨大な経費になり、あまりにも負担が大きい。街としてあじさい山の次代継承は大きな懸念となっていました。
これまで、あじさい山の収入源は、約10年前からちゅういっちゃんが設置している『入山箱』(協力金300円)のみ。しかし、これはあくまで、文字どおりの「任意の協力金」にすぎませんでした。
ただただ、自分の手で育てた真心こもったあじさいでお客様に喜んで欲しい。そんなちゅういっちゃんのお人柄を感じます。しかし管理は1年中。そこには上記に記したように想像を絶する労力や、管理に必要な経費が当然かかります。これまではちゅういっちゃんの心意気と、地元の方の協力で成り立ってきました。
しかし、高齢化が進んだ現在、あじさい山を未来に繋いでいくには、 将来にわたって維持していけるように料金を見直し、運営体制を再構築することが不可欠なことは明らかでした。
次世代にあじさい山を繋いでいきたいという、ちゅういっちゃんの願い。地域の高齢化も進む中、このちゅういっちゃんの思いを、誰がどのように引き継いでいくのか・・・。
地元の若者として考え抜いた末、私(高水 健)は、あじさい山の継承者となるべく強い覚悟を持って、信頼できる仲間たちと共に手を挙げました。 私は、地元秋川渓谷で事業を起こしたばかりの、まだ26歳の若者です。現在は、飲食店の経営、アウトドアイベントの企画・運営を行っています。
ちゅういっちゃんと地元の方に色々と教えていただくまでは、あじさいのことは全くの素人でした。しかし、私が生まれた町の象徴(シンボル)であるあじさい山と、大先輩ちゅういっちゃんの思いが詰まった10,000株のあじさいとあじさい山を守りたいという思いは誰にも負けません! こうして私たちは、ちゅういっちゃんと二人三脚で、あじさい山の継承プロジェクトを立ち上げることになったのです。
昨年から、ちゅういっちゃんと、あじさい山地域のリーダー宮崎さん(70歳)に指導していただいて、あじさい剪定の修行がスタートしました。
実際に取り組んでみると、やはり想像を絶する労力と感性を要する作業。毎年綺麗なあじさいが咲き誇るあじさい山の維持は、並大抵のことではないのを、日々実感しています。
あじさい山を未来へ繋いでいくため、今年度より入山料を下記のように設定することになりました。
500円の入山料があじさいを守る管理費になります。
今回のクラウドファンディングでの、ご支援10,000円以上のお返しの品(感謝の気持ち)の中に「あじさい苗植え企画招待券」をご用意させて頂きました。ご支援者様(あじさい山サポーター)が、あじさい山の中の専用区画に、自分であじさいの苗を植えることができる企画です!ご支援者様(あじさい山サポーター)の一口を、肥料、消毒、剪定などの管理費に活用し、植えて頂いた皆様のあじさいを含む、10,000株のあじさいを、私たちが1年かけて、育て綺麗に咲かせます。
ご支援者様(あじさい山サポーター)と、私たち(プロジェクトメンバー)で、共にあじさい山を守りたいのです!
みなさんご存知でしょうか?4/8の花まつりの日に飲まれる“甘茶”はあじさいの葉で作られているのです!現在、そのあじさい山のあじさいで作る甘茶をベースに、地元産の素材を加え、一工夫したオリジナルのお茶、“ちゅういっちゃんのあじさい茶” を開発中です。
このお茶が、あじさい山とこの町の名物として、この街の発展に大きく貢献し、永遠にちゅういっちゃんの功績が語り継がれることを私たちは願っています。
47年間、人々の笑顔を思いあじさいを植え続けた、花咲じじいがこの街にいたことを・・・
これまでの47年間の運営は、上記で記した通り、ちゅういっちゃんの心意気と地元の方々の支えのもとで成り立ってきました。そのため、今シーズンの運営資金や今後の苗にかかる費用、肥料、道具などにかかる経費が残されていないのです。
体制が変わるこのシーズンを乗り切れれば、3つの施策を講じながら、年間通じてのあじさいの管理し、皆様と共にあじさいを守っていきます。どうかご支援の程、宜しくお願い致します。
合計:150万円
花咲か爺さんの真心こもるこの山を、あじさい山サポーターの皆様と共に未来へ繋ぎたい!!あなたの一口が10,000株のあじさいを咲かせます!どうかご支援の程、宜しくお願い致します。