先日の秋の棚倉町に続いての投稿です。
棚倉町の北に位置する高台、赤舘公園からの写真をもとに、季節の移り変わりを見ていきたいと思います。まだ撮り切れていない風景もあるので、これからもっと進化していくと思っていただけたらと思います。その意味でも、これはまだまだVer0.1です。
桜舞い散る春、赤舘公園も桜が見られます。それなりに桜の木はあるんですが、町の中心部と比べると咲くのが早いようです。町中で桜がピークの頃に訪問したら、少し遅かったようで・・・撮れた写真は少し寂しいものに。。
でも私は高台から眺める風景が好きなので、こういう場所がある町は素敵だなと、初訪ながら思ったのを覚えています。
桜の次は、ツツジです。桜の有名な棚倉町ですが、実は町の花はツツジなんです。しかも町のゆるキャラであるたなちゃんがかぶっているのは、桜に見えて、実はツツジ。そんなツツジは町のあちこちにありますが、もちろん赤舘公園にもあるんです。
夏の花、というよりは梅雨の花で欠かせないのはアジサイです。なんとか写真には収められたものの、やっぱりアジサイのピークから外れてしまったようです。少し遅いですね。住んでいない町の花を狙っていくのは、情報と根気が必要だなと感じさせられた一枚でした。
秋です。秋と言えば棚倉城跡と山本不動尊ばかりに目がいきますが、赤舘公園にもしっかり紅葉する木々があります。しかも、町中がほんのり紅葉している様子が見えるので、非常に清々しい気分になります。
冬・・・というにはだいぶ梅が咲き誇る3月。雪が降ると町の見た目はじんわり冷えて、春の陽気が待ち遠しい時期です。もっと雪が降ると、町中真っ白になるんでしょうね。
あと絶対に撮りたい風景としては、1番に雪景色。2番に雲海。桜とアジサイもピークに当たれなかったので、なんとか撮り直したいところです。
こうやって何回か通って比較すると初めて分かるんですが、同じ公園から町の景色を撮ろうとしても、最適なロケーション、ポジション、アングル、焦点距離、季節、天候、時間帯は、全て異なるんですよね。
フォトグラファーとして重要なスキルである想像力は、初訪時にこれら全てを鑑みてどんな風景がこの場所で起こりうるか、その場所にベストな状態で居合わせるには自身がどうしたらよいかを考え抜く力だと思います。これは非常に難しく、チャレンジングな課題だと思う今日この頃でした。