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フォトグラフィー
2018/04/04

山の風景を撮影したいフォトグラファーにお勧めしたいハクバのバックパック『GW-ADVANCE アルパイン40』

私はハクバの中の人では無いですけども、私の実体験からアルパイン40を宣伝させていただきます。半分は宣伝記事となっておりますので、読みたくない人はそっと閉じてくださいませ。

 

 

いい写真を撮りたいと思って一眼レフを買って色々写真を撮り始めてみると、もっといい写真が撮りたくなって、いい写真を撮るためにいい風景を探しに遠出を始める人は結構多いと思います。

まだ見ぬ新しい場所を追い求めて、自分の周りの誰もが見たことの無い風景を追い求めて、それこそ国内外問わず旅をし始めるきっかけに一眼レフがあるのであれば、一眼レフの経済効果は見た目よりも大きいんじゃないかと思います。

 

かくいう私も、一眼レフを購入してから山に登り始めたクチでして、振り返ってみると、

  1. アート的な感性を磨きたい!
  2. 写真なら手軽に安く続けられるはず!
  3. 一眼レフ買った!
  4. 近所でたくさん撮ってたら飽きた。
  5. もっと別の風景が撮りたい!
  6. なんとなく滝を撮りたい。。
  7. 奥多摩の滝に行ってみた。感動した!
  8. 山は紅葉もすごいらしい。見たい!
  9. 仙丈ヶ岳に行ってみた。感動した!
  10. 尾瀬にも行ってみた。感動した!
  11. 以降、山に完全にはまる。

こんな感じに一眼レフから始まって登山に入り込んでいきました。笑

 

私の場合、フォトグラフィーは完全に独学です。

一方で、登山に関しては命にかかわるリスクがあるので、独学だけでなく元登山部の友人から学んだ部分が大きかったです。でも私の場合は写真がメインで登山はおまけという位置づけだったため、いまいち一般的な登山スタイルにはまらずに試行錯誤した記憶があります。例えば・・・

  • 必要な登山用具にプラスしての撮影機材の重さに唖然。
  • 歩くときにカメラをどう持ち運ぼうか悩みまくる。
  • レンズ交換で頻繁にリュックを下ろすのが億劫に。
  • 突発的な撮影タイムが多すぎて往復時間が読めない。
  • 日帰りだけど山頂から夕日を撮りたい。(馬鹿)

まぁなんというか、一眼レフから登山に入る人クラスターの中では『あるある』なんじゃないかと勝手に思ってます。

 

そんな中、安全に山を登りつつ、できるだけ多くのシャッターチャンスをモノにするという目的のもとで色々な装備を検討してきましたが、ことリュックサックに関しては、ハクバの『GW-ADVANCE アルパイン40』が至高であるという結論に至りました。マジでおすすめ。

何が凄いかというと、カメラ専用の収納空間があって出し入れしやすいのに、登山に必須のショルダーハーネスとヒップハーネスが充実していて体の負荷がかなり抑えられる点ですね。40Lと大容量なので、機材を入れまくったうえで登山用品もバッチリ収納できます。山小屋1泊までの決定版だと思います。

 

メーカー的な説明はハクバの公式ページに譲るとして、ここでは私が特に助かっている点を4つ紹介したいと思います。

 

1.重くても楽!

なんといっても登山用バックパック顔負けの、ショルダーハーネス、ヒップハーネス、そして背面パッド。とくにヒップハーネスの重厚さはポイントが高いです。撮影山行は通常の山登りと違って相応の重量を覚悟しないといけないので、重くても楽というのはとても助かります。

 

2.出し入れが楽!

カメラ収納スペースに、フルサイズ一眼レフ + 24-70mm f/2.8レンズをそのまま入れつつ、同等の交換レンズを2個入れられます。なので標準ズームに超広角と単焦点を持ち歩けます。収納スペースはがっしりしているので取り出した後でも空間はそのまま。出し入れ楽々。しかもサイドから直接出し入れできるのもポイント高いです。

 

3.ドリンクポケットが便利!

ヒップハーネスに付いているドリンクポケットが超便利。500mlペットボトルを入れる以外にも、スマホを入れたり財布を入れたりできるので、登山の前後に公共交通機関で移動するときにかなり便利です。左右両方に付いているのも嬉しいですね。

 

4.ノートPCも余裕!

メインコンパートメントの背負わない側にMacbook Pro 13型をそのまま入れられてしまうことに感動しています。もちろん本格登山でPCを持ち歩くことはあまり無いですが、旅行チックなときにはこのサイズを安定して運べるのはポイント高し。背負わない側なので変に圧がかかることがないのも安心です。

※実際に入れる時にはMacbookに衝撃吸収用のケースを付けています。

 

とまぁこんな感じに、非常に重宝させていただいています。とはいえ完璧なバックパックかというとそうでもなくて、今後リニューアルするときにハクバに検討してもらいたい点としては

  1. 雲台保護カバーはコンパクトな三脚(Velbon UT-43を念頭)をセットしても不安定すぎて機能不全に陥るので、現状だとボトムコンパートメントに入れざるを得ない。当然出し入れしにくいので、コンパクトでも安定するよう三脚用の部分を改良してほしい。

・・・色々書こうと思ったら1点しかありませんでした。これが解消してくれたら最高ですね。今でも最高級によいバックパックなのですが、ここまで異次元の性能を見せつけてくれるともっと期待したくなってしまいます。

 

そういえば、この前メーカーの方とお話しする機会がありまして、このシリーズのメインターゲットは私のようながっつり撮影山行をする人だったらしいのですが、現在の購入層はなぜか女性に比重を移しつつあるそうです。あと、やっぱり売れ筋はこの40Lよりも20L以下の小型バックパックとのこと。女性を意識したカラーバリエーションも検討中とのことです。

山×カメラはこれからもっとライト層に広がっていくかもしれませんね。

 

ということで、山の風景を撮影したいフォトグラファーにお勧めしたいハクバのバックパック『GW-ADVANCE アルパイン40』をよろしくお願いします。

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ブログ著者について
那須野 拓実(なすの たくみ)。たなぐら応援大使(福島県棚倉町)。トリプレッソを勝手に応援する人。ネイチャーフォト中心の多言語ブログを書いてます。本業はIT&マーケティング界隈でナレッジマネジメントとかデータ分析とかの何でも屋。半年間の育休明けで、家事育児と外働きのバランスを模索中。