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地域おこし
2018/02/04

白を思う存分に使って写し取った棚倉町の風景

たなぐら応援大使として任命されたのが2015年11月20日。

当時はこんな投稿を書いていましたが、たなぐら応援大使の任期は平成30年3月末日ということなので、実は任期満了まで2ヶ月を切っているのですよね。なんとも早いものです。。

およそ3年間の任期の中でどれくらい『応援』に貢献できたかは、正直、自分自身では評価しがたいところです。でも自分としては、ひとつの町に数年かけて関わってみることで、地域おこし、そして地方創生のリアルを良くも悪くも体験できたことが自己成長には大きく寄与したと、自信を持って言えます。その意味では棚倉町、そして棚倉町の皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

棚倉町は朝霧の町であると書いたのは、奇しくも同日の2015年11月20日。

私が棚倉町に行くと朝の6〜8時頃に高確率で朝霧が発生するようで、未明からの撮影時には毎回と言っていいほど朝霧の写真に恵まれました。住民の方々はあまり関心を持っていないのは残念なところですが、一面真っ白な世界に自分ひとりだけが存在する感覚はなかなか面白いものだと思います。

 

ということで昨日の朝にも棚倉町を訪問したところ、例外に漏れず朝霧が発生したわけでして、雪が積もっていたこともあって期待以上に真っ白な世界だったので思わず笑ってしまった次第です。真っ白すぎたので、動画も撮っちゃいました。

 

 

ということで、動画以外にも一枚絵として写真も何枚か撮りましたのでここに掲載します。

 

 

 

 

 

月が出ていたので、なかなか白尽くしの写真が撮れました。もう少し右下に寄ってくれれば山肌の陰影と一緒に望遠で撮れたところなのですが、そこまでは高望みというものでしょう。

白尽くしの写真は画質が命なのでリサイズした写真ではなくフルサイズでご覧いただきたいのですが、そこはブログ、そしてインターネットの限界を感じざるを得ないところですね。。

 

さて日が上がってくると、朝霧がかかったままなので靄っているものの、温かい雰囲気の空気感に包まれていきました。この空気感も凄かったです。

 

 

ある程度時間が経つと朝霧は無くなりましたので、町内の主要観光スポットでも、いくつか一枚絵を撮りました。まずは花園のしだれ桜。

 

 

 

続いて棚倉城跡。

 

 

 

そういえば赤舘公園はなんと冬期立ち入り禁止とのことで、今回は撮れませんでした。12月から2月いっぱいまで立ち入り禁止とのことなので、なかなか長くてビックリしつつも、このとき3月に入って雪を撮影できたのはなかなか奇跡だったということを今更ながら理解しました。

 

今回は雪の日を狙って訪問してみたわけですが、残雪は見られたものの、降雪は見られませんでした。改めて、雪の棚倉町に遭遇することの難しさを痛感した次第です。雪の棚倉町を撮るというのはもう、住民の特権と言えるでしょう。

とはいえ今回の訪問で残雪に朝霧を加えての撮影が出来たのは、改めて棚倉町の撮影スポットとしての高いポテンシャルを感じました。皆さまも機会があれば是非寄ってみてください。

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ブログ著者について
那須野 拓実(なすの たくみ)。たなぐら応援大使(福島県棚倉町)。トリプレッソを勝手に応援する人。ネイチャーフォト中心の多言語ブログを書いてます。本業はIT&マーケティング界隈でナレッジマネジメントとかデータ分析とかの何でも屋。半年間の育休明けで、家事育児と外働きのバランスを模索中。